東京から世界に向けて新たなオルタナティブ・ポップスを発信する新世代アーティスト・4s4ki(アサキ)が、2022年8月24日(水)にアルバム『Killer in Neverland』をリリースした。リリースを記念して、アルバム収録曲であり、テレビ東京の新プロジェクト“KASHIKA”とのコラボ曲である「BOUNCE DANCE」のアニメーションミュージックビデオがKASHIKA公式YouTubeチャンネルにて公開された。
全て新録楽曲で構成された12曲入りのフルアルバムとなった『Killer in Neverland』では、“仮想現実”と“自分らしさ”をテーマに、バーチャルとリアルの境界線が曖昧になり混沌とするこの時代において、時には現実世界からログアウトして、仮想現実に逃避することを肯定し、“わがままに自分らしくいられる”居場所があることの大切さをリスナーに訴えかけている。トラックメイクまでもオールセルフでプロデュースしている楽曲も多く、まさに4s4kiの今の全てが凝縮した作品と言えるだろう。さらに初回限定盤は超豪華3枚組(2CD+1BD)。昨年12月から今年2月にかけて出した新曲のEP収録曲を全12曲収録したスペシャルアルバム『Heaven or Hell』に加えて、4s4ki史上初のライブ映像作品Live Blu-ray『4s4ki – Live in Parallel World 2022』が同梱されたファン垂涎の作品だ。海外メディアからの注目度も高く、リリースするやいなや、アメリカや韓国の音楽メディアでもアルバムが取り上げられるといった、国境を超えた展開にも話題沸騰中。
「KASHIKA_02 BOUNCE DANCE」feat.4s4ki
https://www.youtube.com/channel/UCc3V2Y3qxVv8ZYGey2ic-eg
そんな注目作に収録されている楽曲の中で、とりわけ異彩を放っているのが「BOUNCE DANCE」だ。この曲は、テレビ東京がデジタルアニメスタジオQzil.laと共に立ち上げた新プロジェクト“KASHIKA”のために書き下ろされた楽曲。感情・思い出・空気・匂いなど 見えないものを独自の映像手法と音楽で表現していくこのプロジェクトは、コンセプトをもとにアニメーションミュージックビデオを制作し、“KASHIKA”のYouTubeチャンネルに公開している。すでに公開されているプロジェクト第一弾の楽曲では、実写とアニメーションの融合という革新的な手法かつ、楽曲を3名の歌い手が歌い分け、それぞれのバージョンのミュージックビデオを公開するなど、注目を集めた。“KASHIKA”のテーマに寄り添いつつ、盟友maeshima soshi が手がけたダンサブルでカラフルなトラックに乗せて、4s4ki 独自の視点で多様性や違いを肯定するリリックを歌ったダンスナンバーに仕上がっている。プロジェクトのアニメーションミュージックビデオでは、監督・キャラクターデザインを「ゾンビランドサガ リベンジ」や「YASUKE」のOPを手掛けたKamata氏が担当。どのような映像作品になっているか、チェックしよう。
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