アート集団チームラボは、NFT作品《Matter is Void – Water》を、東京・豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」(以下、チームラボプラネッツ)にて、2022年11月1日(火)から展示する。本作品は、ペースギャラリーのNFTプラットフォーム「Pace Verso」(ペース・バーソ)より発表し、10月19日 (火)11:00(米国東部標準時)から販売を開始する、チームラボ初となるNFT作品。国外においては、世界最大級の現代アートフェア「アート・バーゼル」がパリで初開催する「Paris+ par Art Basel」にて、また、ニューヨーク市タイムズ・スクエアの巨大ビルボードにて展示される予定。東京・豊洲のチームラボプラネッツでは、来場者が水に入って体験する没入空間にて展示する。
本NFTプロジェクトは、「Matter is Void」(意:物質は空虚)と書かれた7つのNFT作品で構成される。チームラボプラネッツでは、そのうちの1つ《Matter is Void – Water》が展示される。
「7作品それぞれ購入可能なNFTは1つとなるが、NFTを所有しているか所有していないかにかかわらず、作品自体は誰でもダウンロードし、所有することができます。つまり、NFTによって作品の唯一性は付与されず、NFTの所有の有無にかかわらず、ダウンロードされた作品は、何も区別することはできず、全て本物です」
「作品には、チームラボによって『Matter is Void』と書かれています。しかし、この作品のNFT所有者は、作品内の言葉を自由に書き換えることができます。この変更は、世界中の人がダウンロードして所有している全ての作品に反映され、その言葉に書き変わります。
チームラボプラネッツで展示する作品内の言葉も、NFT所有者が書き換えると、その言葉に書き変わります」
「そして、NFT所有者の言葉により、作品の価値が変化するだけでなく、その言葉に価値があれば、作品を所有する人は増え、その言葉に価値がなければ、作品を飾る人はいなくなるでしょう。多くの人が見ている作品を書き変える価値は高いかもしれませんが、誰も表示していない作品を書き変える価値は低くなるかもしれません。すなわち、NFT所有者の言葉によって、この作品のNFTの価値も変化していくでしょう」
「また、NFT所有者が他の言葉に書き換えた後、再び「Matter is Void」に戻したとしても、「Matter is Void」の文字は異なる表現で書かれます。つまり、最初の「Matter is Void」は、一度変更されてしまうと、二度と同じ状態で見ることはできません」
Information
チームラボ初のNFT作品《Matter is Void》
作品ダウンロード:https://www.teamlab.art/matter-is-void-owner/download/
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海外やZ世代の間で絶大な人気を誇る日本発の音楽ジャンル「City Pop」をモチーフにしたNFTプロジェクト「City Pop TOKYO」と、 アイドルグループ・FRUITS ZIPPERのコラボレーションが決定した。
4月末から順次発売予定のCity Pop TOKYO NFTのコレクションの一部として、 FRUITS ZIPPERメンバーの「レジェンダリーNFT」を販売。 このコラボレーションNFTは、 メンバーに似せたキャラクターをCity Pop TOKYO NFTのコレクションのキャラクターデザインを担当したイラストレーター佐藤なつみが描き下ろししており、 他のキャラクターにはないレアなデザインとなっている。
今回のコラボレーションは、2023年4月末より販売開始する、City Pop TOKYOメインコレクションのリリースを記念して行われる。City Pop TOKYOはメインコレクションNFTの販売後、NFTホルダーと非ホルダーいずれも参加可能なTwitter投稿によるキャラクター育成ができるプロジェクトとなっている。Twitterに投稿した際に得られる育成ポイントによってキャラクターはレベルが上がり、NFTのプロパティにも反映される。レベル順にランキング化され、そのランキングを活用した、楽曲デビューや事務所所属権をかけたオーディションも開催予定だ。
今回のコラボレーションでは、同事務所所属の先輩タレントであるFRUITS ZIPPERがCity Pop TOKYOに参加し、プロジェクトを盛り上げる。
Information
<コラボレーション詳細>
● FRUITS ZIPPERメンバー7人のNFTが「City Pop TOKYO」コレクションに「レジェンダリーNFT」として加わります。
●「レジェンダリーNFT」は「City Pop TOKYO」を手掛けるイラストレーター佐藤なつみによって作成され、それぞれに独自のパーツが用いられた特別仕様です。
●「レジェンダリーNFT」は通常のコレクションとは異なり、オークション形式で販売されます。販売日時:2023年4月19日(木)21:00~2023年4月20日(金)21:00
販売枚数:7枚
販売価格:オークション方式で決定以下はNFTデザインです。イラストはオークション落札者の方へNFTとしてお送りいたします。
<レジェンダリーNFTホルダーのスペシャル特典>
● City Pop TOKYOのメインコレクションNFTを1つエアドロップ
● Twitterでのキャラクター育成時、XPポイントが溜まりやすくなる
● Gemieメタバースの3Dモデルをプレゼント!(エアドロップされるメインコレクションNFTのデザイン)
● 今後のコレクションのNFTをエアドロップ(該当コレクションの販売が決まり次第告知)
※レジェンダリーNFTは育成ゲーム及びオーディションには参加致しません。
※キャラクターの画像・デザインは、FRUITS ZIPPERの活動の中でグループおよびメンバー本人が使用することがあります。City Pop TOKYOについて
「City Pop TOKYO」は、海外やZ世代の間で絶大な人気を誇る日本発の音楽ジャンル「City Pop」をモチーフに、オリジナルキャラクターを1984体NFTとしてリリースします。そのキャラクターは、「GAL」「SHOWA」「REIWA」など、各時代を代表する流行りのファッションやメイクをまとっています。販売されるNFTは完売後、twitterを利用した育成とNFTタレントオーディション「METAVERSE’S GOT TALENT」を経てアソビシステムの所属タレントとして登録され、広告出演や楽曲リリースといったタレントとしての活動を開始します。コミュニティメンバーは楽曲制作時のアンケートやオーディションの投票などに参加でき、ともにタレントを育成していくことができます。
CityPopTOKYOは今後も、多くの企業、アーティストとのコラボレーションを通して、Web3の技術を使いながら、新しい日本発の人気IPをコミュニティとともに作っていくことを目指します。
・Website:https://www.city-pop.tokyo/
・Twitter:@CityPopTokyoNFT
・Discord:https://www.city-pop.tokyo/<協業企業>
Kingdom Labs
Kingdom LabsはWeb3.0領域の中でも、ゲームとtoC領域のプロジェクトを支援・投資することを目的としたベンチャースタジオ。様々な業界で革新的なビジネスモデルを構築する起業家たちを、企画から実行フェーズまで一貫して支援。 重要戦略の1つに、Web3.0へ事業拡大を図っている、または、異なる領域で既存事業を行っているがWeb3.0のサービスを創りたいと考えている大企業との提携が挙げられる。さらに、投資家およびパートナーの利益を最大化するため、世界規模のチームや、グローバルな投資先と投資経験、先進的なディールフローなどを活用し、独自の複合的なアプローチを行う。 また、Kingdom Labsは、世界的に有名なNFTコレクション「Monkey Kingdom」を運営も行っている。
代表者:CSO Maurice Ng
URL: https://www.kingdomlabs.com/株式会社UPBOND
Web3.0のウォレットサービスを提供。一般消費者が簡単に利用できる圧倒的UIUXを実現したウォレットを展開し、IP業界、建設業界、小売業界等の先進的な取り組みを行う大手企業とWeb3.0を本格的に活用した共創プロジェクトを推進中。当社ウォレットを媒介し企業と個人の関係(BOND)を本質的にUPDATEすることを目指す。代表者:代表取締役 水岡 駿
本社:東京都渋谷区神宮前6-31-15 マンション31 8F
URL:https://www.upbond.ioGEMIE
ファンカルチャーを創るために構築された、アジアのエンターテイメントに特化したメタバースプラットフォームです。GEMIEのビジョンはアーティストにファンカルチャー構築に必要な「ツール」「リソース」「きっかけ」を提供し、世界中のファンとボーダーレスに交流することで、アーティストの可能性を最大限に引き出すことを目指しています。コメント:“Instead of holding a talent shows by regions/countries why don’t we do it in the metaverse so there won’t be any geographical locations – you will be surprised how many talented artists who worth a shot are scattered in our everyday life!”
代表者:Co-founder John Fung
URL:https://www.gemie.io/ -
アート集団チームラボによる福岡市の常設ミュージアム「チームラボフォレスト 福岡 - SBI証券」にて、2023年3月4日(土)から、季節限定で桜が咲き渡る春の景色が登場した。さらに、3月24日(金)からは、スマートフォンを片手に探索し、様々な動物を捕まえて観察する《捕まえて集める森》で、動物たちの住む森に桜の花が咲く春の景色が初めて公開される。
チームラボの作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続け、永遠に変化し続けている。季節によって変化することも特徴のひとつで、本展においても、実際の季節とともに移ろう作品が、春の装いに変わる。
▼3月4日(土)から
花々でできた生き物たちが立体的な世界に生息している《うごめく谷の花と共に生きる生き物たち》や《花と共に生きる動物たち II》は、春の季節限定で、桜の花でできた動物たちが歩き回る。
多様な色の粒が降り注ぎ、地層模様を描く《つぶつぶの地層のふわふわな地形》や、群蝶が季節ごとに色を変えながら舞う《群蝶、儚い命》は、春の季節ならではの色彩に変化する。
▼3月24日(金)から
スマートフォンを片手に探索し、様々な動物を捕まえて観察する《捕まえて集める森》で、動物たちの住む森に桜の花が咲く春の景色が初めて公開される。
Information
チームラボフォレスト 福岡 – SBI証券
開催場所:BOSS E・ZO FUKUOKA 5階(福岡PayPayドーム隣)
住所:福岡県福岡市中央区地行浜2-2-6Official Site:http://forest.teamlab.art
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アート集団チームラボによる福岡市の常設ミュージアム「チームラボフォレスト 福岡 - SBI証券」では、2022年12月22日(木)から、動物たちの住む森が、冬の季節限定の雪景色に。また、高低差のある立体的な世界には冬の花々が咲き渡るなど、複数の作品が冬ならではの様相に変化している。
チームラボ《捕まえて集める森 - A Whole Year per Year》©チームラボ
チームラボの作品は、季節によって変化することも特徴のひとつ。本展においても、実際の季節とともに移ろう作品が、今の時期だけ冬の装いに。スマートフォンを片手に探索し、様々な動物を捕まえて観察する《捕まえて集める森》では、現実の時間の流れの中で、作品の景色が変化。12月22日(木)からは、動物たちの住む森に雪が降り、冬にしか見られない景色が広がっている。チームラボ《捕まえて集める森 - A Whole Year per Year》©チームラボ
季節ごとに色を変えながら空間の中を群蝶が舞う作品《群蝶、儚い命》や、降り注ぐ光の粒が地層模様を描く《つぶつぶの地層のふわふわな地形》などの作品も、期間限定で冬の様相に変化している。チームラボ《つぶつぶの地層のふわふわな地形 - A Whole Year per Year》©チームラボ
チームラボ《群蝶、儚い命 - A Whole Year per Year》©チームラボ
高低差のある立体的な世界《うごめく谷の、花と共に生きる生き物たち》には、冬の花々でできた生き物たちが生息。《花と共に生きる動物たち II》の動物たちを形作る花も、冬の花々に変化。花々は、誕生と死滅を永遠と繰り返し続けながら、生き物や動物を形作り続ける。チームラボ《うごめく谷の、花と共に生きる生き物たち - A Whole Year per Year》©チームラボ
Information
チームラボフォレスト(福岡)が冬限定の雪景色に
場所:チームラボフォレスト 福岡 – SBI証券
住所:福岡県福岡市中央区地行浜2-2-6(BOSS E・ZO FUKUOKA 5階、福岡PayPayドーム隣)
公式ウェブサイト:http://forest.teamlab.art
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アート集団チームラボは、北欧最大級の美術館であるエストニア・タリンのクム美術館にて、2022年11月11日(金)に個展をオープンした。クム美術館は、18世紀以降のエストニア美術の膨大なコレクションを所蔵し、2008年には欧州最優秀美術館賞(The European Museum Forum=EMF)を受賞した、エストニアを代表する美術館となっている。個展は、2023年5月7日(日)まで開催する。
チームラボ《teamLab:Impermanent Flowers Floating in a Continuous Sea》
「teamLab: Impermanent Flowers Floating in a Continuous Sea」と題した本展では、全てが繋がっている一つの連続した海の中で、花々が誕生と死を繰り返しながら、増殖していく作品群が展示される。来場者は、作品空間に身体ごと没入し、自分と作品との境界のない世界を体験することができる。《Black Waves: Immersive Mass》は、全て繋がっている一つの連続した波でできた作品。始まりも終わりもなく、来場者は、波でできた塊と対峙し、作品空間を進んでいくと、やがては波に引き込まれ、作品空間と連続していく。古典的な東アジアの美術の波は、よく線の集合で表現されるが、線の集合でできた波は、それらが流れの中の一部であることを気が付かせてくれる。そして、その線の集合には、波が生き物であるかのように、どこか生命を感じる。 チームラボ《Black Waves:Immersive Mass》©チームラボ
《Black Waves: Immersive Mass》の海の中に現れる作品《増殖する無量の生命》は、花々が誕生と死を繰り返しながら、増殖と死滅を繰り返し、時間とともに移ろっていく。人々が花々にふれると、花々は散って死んでしまう。チームラボ《増殖する無量の生命》©チームラボ
本展では、この他に、燃焼する気体の流れによって描いた線の集合で炎を描く作品《憑依する炎》も展示する。この作品は、来場者がアプリ《Distributed Fire》を持って作品の炎に近づくことで、スマートフォンに炎がともり、作品を持ち帰ることができる。持ち帰った炎は、他の人のスマートフォンに近づけると、同じように炎がともり、炎をつなげることができます。炎を誰かにつなげ、その炎がまた他の誰かにつながっていくことで、炎は、世界中に広がっていく。 作品は、人々のネットワーク上に分散して存在し、分権型のアートとなっていく時、オリジナルが消滅しても存在し続ける。チームラボ《憑依する炎》©チームラボ
クム美術館 Photo:Tõnu Tunnel. Courtesy of the Art Museum of Estonia.
Information
teamLab: Impermanent Flowers Floating in a Continuous Sea
#teamLabKumu
開催期間:2022年11月11日(金)~2023年5月7日(日)
開催場所:クム美術館 (Weizenbergi 34 / Valge 1 10127 Tallinn)
詳細:https://www.teamlab.art/jp/e/kumuartmuseum/ -
NFTプロジェクト「City Pop TOKYO」は、エンターテイメント×メタバースの企業であるGEMIEと協業し、NFTオーディション「METAVERSE’S GOT TALENT」を開催する。 ■City Pop TOKYOについて
「City Pop TOKYO」では、海外やZ世代の間で絶大な人気を誇る日本発の音楽ジャンル「City Pop」をモチーフに、キャラクターを1984体NFTとしてリリースする予定とのこと。そのキャラクターは、「GAL」「SHOWA」「REIWA」など、各時代を代表する流行りのファッションやメイクをまとっている。販売されるNFTは完売後、オーディションなどを経てアソビシステムの所属タレントとして登録され、広告出演や楽曲リリースといったタレントとしての活動を開始する。NFTを購入したコミュニティメンバーは、楽曲制作時のアンケートやオーディションの投票などに参加でき、ともにタレントを育成していくことが可能だ。 NFTイメージ
※こちらは一部のキャラクターのイメージとなります。※デザインは一部変更になる可能性があります。 ■METAVERSE’S GOT TALENTについてNFTタレントオーディション「METAVERSE’S GOT TALENT」は、メタバースポップスターになるチャンスを獲得できる、全く新しいオーディション・プロジェクト。 タレントとファンの間のギャップを埋めるためメタバース上でファンカルチャーを築くプラットフォーム「GEMIE」を活用することで、「METAVERSE’S GOT TALENT」に参加する世界中のユーザーは、メタバース内のオーディションイベントに自分のNFTを参加させたり、投票をしたり、様々な観点からプロジェクトに参加して楽しむことが可能だ。「City Pop TOKYO」からリリースされるNFTキャラクターは、「METAVERSE’S GOT TALENT」を通して経験を積むことで、「バーチャルタレント・モデル」としてマルチメディアに活躍することができる。 「City Pop TOKYO」および「METAVERSE’S GOT TALENT」についての詳細は近日公開予定とのことなので、最新情報をお楽しみに! 「City Pop TOKYO」は本プロジェクトを通して、Web 3.0テクノロジーとNFTの有用性を再認識し、日本文化を世界へと発信していく。 -
アート集団チームラボは、広島県福山市の福山城にて、福山城400年博-FUKUYAMA CASTLE EXPO 2022- RCC開局70年「チームラボ 福山城 光の祭」を、2022年12月2日(金)から2023年1月29日(日)までの期間限定で開催する。今年、築城400年を迎えた福山城の石垣や伏見櫓、本丸などを、人々の存在、そして自然のふるまいによって変化する光のアート空間に変える展覧会となっている。
福山城は、2022年8月、天守には全国唯一といわれる北側鉄板張りが復元された。展覧会では、この天守が夜の闇に浮かび上がる。天守の周りを歩くと、自分の歩く速度やペースによって、音楽体験が変化していく。 チームラボ《天守曲輪》
現在もほぼ当時のまま存在している福山城の石垣には、誕生と死滅を繰り返し続ける花々によって形作られた動物たちが描かれる。人々が花々に触れると、花々は散っていき、触れ続けて動物の花々が散りすぎると、その動物は死んで消えてしまう。本丸・二之丸・三之丸の三段の石垣で構成された福山城は、江戸時代の軍学では「一二三(ひふみ)段」と呼ばれ、最も望ましい城の形態とされていたという。チームラボ《石垣に住まう花と共に生きる動物達》
旧天守に使われていた礎石には、光のovoid(卵形体)が立ち続ける。それぞれ自律しているovoidは、人に押されたり、風に吹かれたりして倒れると、立ち上がりながら光の色を変え、色特有の音色を響かせる。そして、その周辺のovoidも次々に呼応し、同じ色に変化し音色を響かせながら、連続していく。チームラボ《忘却の礎石にたちつづけるものたち》
来場者が紙に描いた武将たちが目の前の巨大な草原で動き出す《お絵かき武将》では、福山にゆかりのある歴史上の武将たちを描くことができ、福山藩の初代藩主で福山城を築いた水野勝成を始め、勝成が15年間の放浪中に仕えた織田信長、豊臣秀吉、黒田長政、勝成と従兄弟にあたる徳川家康、福山藩の藩校の誠之館を設立した阿部正弘など、福山城に関する理解が深まる有名武将たちが登場する。武将たちに触ると、その人物の名言が吹き出しで現れる。さらに、「お絵かきファクトリー」では、自分の描いた武将を缶バッジにして、持ち帰ることも可能だ。チームラボ《お絵かき武将》
チームラボ「お絵かきファクトリー」
他にも、福山城の空間をそのまま使った作品群が複数展示される。 福山城は、江戸時代初期(1622年)、天下平定後に築城され、近世城郭においては、最後の大規模な新規築城となった。明治時代に入り、廃城令を免れた天守は昭和初期に国宝に定められたが、第二次世界大戦の空襲によって焼失、その後1966年に御湯殿・月見櫓とともに再建された。そして、築城400年を迎えた2022年8月、天守には全国唯一といわれる北側鉄板張りが復元された。 チームラボは「Digitized City」というアートプロジェクトを行っており、非物質的であるデジタルテクノロジーによって、建造物や場を物理的には変えることなく、場をそのままアート空間に変える。 長い時間をもつ福山城が作品空間となり、その作品空間は、自然の中で吹く風や雨、その場所にいる人々のふるまいの影響を受けながらインタラクティブに変容し、人々を自然とともに作品の一部、そして、長い時間の一部にしていく。それにより、作品と人々と自然、自分と他者、現在と過去が境界なく連続していく。 福山城の空間が、人々の存在、そして自然のふるまいによって変化し、現在と過去が交差するアート空間へ足を運んでみては?チームラボ《Walk, Walk, Walk - 福山城》
©チームラボInformation
福山城400年博-FUKUYAMA CASTLE EXPO 2022-RCC開局70年
「チームラボ 福山城 光の祭」
開催期間:2022年12月2日(金)〜2023年1月29日(日)
開催場所:福山城(広島県福山市丸之内一丁目8番)Official Site:http://fukuyamacastle.teamlab.art