劇場アニメ『夏へのトンネル、さよならの出口』富川国際アニメーション映画祭で特別賞を受賞

03.November.2022 | ANIME&GAME

優しさと切なさに満ちたひと夏の青春を繊細な筆致で描き、デビュー作にして第13回小学館ライトノベル大賞のガガガ賞と審査員特別賞のW受賞を果たした八目迷の「夏へのトンネル、さよならの出口」(小学館「ガガガ文庫」刊)。劇場版アニメとして2022年9月9日(金)より全国の劇場で公開された本作が韓国の富川(プチョン)国際アニメーション映画祭に出品され、特別賞(Korean Society of Cartoon & Animation Studies Prize)を受賞した。

 

富川(プチョン)国際アニメーション映画祭は、20年以上にわたり韓国北部の富川(プチョン)で開催され、映画芸術科学アカデミー公認の毎年高い注目を集める、アジアを代表する国際アニメーション映画祭で、本年度は10月21日(金)〜10月25日(火)に開催された。6つのカテゴリのコンペティションがあり、本作は長編映画部門作品として出品。

 

この度本作が受賞した特別賞(Korean Society of Cartoon & Animation Studies Prize)は映画祭で最も人気のあった作品に贈られる賞で、映画祭担当者は「この作品は、ともに見、聴き、感じることのできる場所へ私たちを連れていってくれる。印象的な楽曲もまた、素晴らしい音の洞窟へと導いてくれる作品です。」とコメント。

 

本作を手がけた田口智久監督は「まさか賞を頂けるとは…!とても嬉しく、とても光栄です!この映画が韓国の地で受け入れられ、喜んで頂けた事は国境を超えて普遍的な映画を創れたんだと思います。長い歴史を持つ富川(プチョン)国際アニメーション映画祭の長い歴史の一つに加われて本当に幸せです!」と喜びの声を寄せた。

 

本作は10月24日(月)から開催中の第35回東京国際映画祭にもジャパニーズアニメーション部門にて出品。10月31日(月)には田口監督が登壇するトークイベント付きの上映もされた。

 

©2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会

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  • eill、映画「夏へのトンネル、さよならの出口」のアニメイラストで制作されたジャケット写真公開

    10.August.2022 | MOVIE / MUSIC

    シンガーソングライターeillが、2022年9月7日(水)にデジタルEP「プレロマンス/フィナーレ。」をリリースすることが決定した。さらに、表題曲の一つである「プレロマンス」が、同年8月24日(水)に先行配信される。

     

    今回リリースが決定した「プレロマンス/フィナーレ。」は、同年9月9日(金)全国公開の映画「夏へのトンネル、さよならの出口」にて、「フィナーレ。」が主題歌、「プレロマンス」が挿入歌として起用されている。なお「プレロマンス」に関しては、8月8日(月)から全国のラジオ局にてオンエアが解禁された。音楽プロデューサーとして活躍するm-floの☆Taku Takahashi氏がアレンジに参加している本楽曲は、エレクトロなサウンドメイクが際立った暑い夏にふさわしい疾走感のあるサマーチューンに仕上がっている。この機会にラジオのオンエアもチェックしてほしい。

    さらに、EPのジャケット写真も公開された。本作品のジャケットは、映画「夏へのトンネル、さよならの出口」のイラストで制作されており、主人公である塔野カオルと花城あんずが、一つのヒマワリを持って振り返る姿が美しく描かれている。劇場版アニメをeillの楽曲がどのように彩るか、楽しみにしていてほしい。

     

    本予告映像

     

    また、映画「夏へのトンネル、さよならの出口」公開を記念して、eillと本作の音楽を担当している冨貴晴美が登壇するトーク付き試写会の開催が、8月19日(金)に決定している。応募締め切りは8月11日(木)23時59分までとなるので、詳しくはeillの公式SNSなどをチェックしよう。

     

     

    ©2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会

  • 劇場アニメーション『夏へのトンネル、さよならの出口』が公開決定!幻想的な特報映像解禁

    02.May.2022 | ANIME&GAME / MOVIE

    優しさと切なさに満ちたひと夏の青春を繊細な筆致で描き、デビュー作にして第13回小学館ライトノベル大賞のガガガ賞と審査員特別賞のW受賞を果たした八目迷の「夏へのトンネル、さよならの出口」(小学館「ガガガ文庫」刊)が、このたび劇場版アニメとして映像化、2022年9月9日(金)に全国公開となることが決定。W主演を務める鈴鹿央士、飯豊まりえの声も収められた美しい特報映像が解禁となった。

     

    欲しいものが手に入るという“ウラシマトンネル”。心に秘めた想いを抱え、不思議なトンネルに足を踏み入れた少年少女のひと夏の物語を描いた本作。監督を務めるのは映像表現に定評のあるアニメーション監督・田口智久(『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』(20)、「アクダマドライブ」)、キャラクター原案・原作イラストを精緻でドラマティックなイラストレーションで知られるくっか(「D_CIDE TRAUMEREI」キャラクター原案)、制作を『映画大好きポンポさん』(21)などを手がける新進気鋭の制作会社CLAPが担当するなど、次世代アニメーション界を担う注目のスタッフが集結。主人公・塔野カオルを鈴鹿央士、転校生・花城あんずを飯豊まりえがフレッシュに演じ、夏の終わりにふさわしい、エモーショナルで心に響く少年少女の成長物語が誕生した。

     

    今回解禁されたのは30秒の特報映像。「ぼくは、あの夏の君を取り戻す」「これは二人だけの秘密」「この世界を捨てたっていいと思った」「今日から私たちの共同戦線が始まる」「このトンネルに私たちの願いを叶えてもらうために」―カオルとあんずの意味深なやり取りが重ねられ、“ウラシマトンネル”という文字が浮かび上がる…美しい映像とともに、“ウラシマトンネル”というキーワードで結ばれた二人の冒険の始まりが幻想的に綴られていく。タイトルにも入っている“ウラシマトンネル”とはいったい何なのか?カオルとあんずが叶えたい“願い”とは?期待が高まる特報映像になっている。

     

    特報映像

     

    新たに本作の劇伴を富貴晴美(ふうき・はるみ)が担当することが発表された。ピアニスト・作曲家である富貴晴美は国立音楽大学作曲専攻を首席で卒業後、NHK大河ドラマ「西郷どん」、連続テレビ小説「マッサン」、TVアニメ「ピアノの森」など30作品以上の音楽を担当。『わが母の記』(13)で第36回日本アカデミー賞音楽賞優秀賞を最年少で受賞し、16年『日本のいちばん長い日』(16)、『関ヶ原』(18)で3度の日本アカデミー賞音楽賞優秀賞に輝くなど、今最も期待される若手実力派が美しいピアノ楽曲を書き下ろした。

     

    合わせてティザーポスターも完成。イラストレーターくっかが手掛けた美しいビジュアルは4月29日(金)より全国の公開劇場にて掲出予定。また、同日に発売されるムビチケには、このビジュアルを使用したクリアファイルが前売り特典として配布される。

     

    夏の終わりにふさわしい『夏へのトンネル、さよならの出口』に期待が高まる。

     

    ©2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会

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