2023年1月からの放送が決定している、TVアニメ『もういっぽん！』の第2弾PVと新キービジュアルが公開され、追加メインスタッフとキャスト、そして放送局情報も発表された。

新たに公開されたキービジュアルでは青葉西高校柔道部の面々を含むメインキャラクターたちが夕日に照らされた電車に乗っている様子が描かれている。3人並んで眠ってしまっている主人公の園田未知とその親友である滝川早苗、未知と柔道をするために青葉西を選んだ氷浦永遠。反対側の座席ではその様子を撮影している未知の幼なじみで剣道部所属の南雲安奈と柔道部顧問の夏目紫乃先生、その奥には3年生の姫野紬が描かれている。

第2弾となるPVでは、本作品での見どころの1つである柔道シーンも描かれており、未知が受け身の練習をしている場面や未知が永遠と組みあい、投げられながらも気持ち良さそうに汗を流している場面を観ることができる。一度は辞めたはずの柔道だったが、経験してきた気持ち良さを忘れられず、早苗にも誘われて、高校で再開することになった未知の姿は、スポーツに限らず何かに熱中したことのある人ならどこか懐かしさを感じさせる内容となっている。先に公開されていたティザームービーと比べてもさらに作品全体の雰囲気が伝わってくるような今回のPVはポニーキャニオンのアニメYouTubeチャンネルで公開されているので、是非何度も観てほしい。

そしてPVの最後には、メインスタッフ情報が追加されたほか、放送情報も明らかとなり、第1弾として、テレビ東京での放送が決定した。その他の放送局や配信情報については続報を待ってほしい。

また、既に公開されている4人のキャストに加えて、姫野紬役を永瀬アンナ、夏目紫乃役を内山夕実がそれぞれ務めることが発表された。新たに公開された2人のうち、姫野紬は「青葉西高校の3年生。部活には入っていないようだが…？」と紹介され、キャラクタービジュアルも公開されている。キービジュアルでも他のキャラクターたちとは少し距離をとった状態で描かれており、今後作品にどのように絡んでくるのか注目して欲しい。

『もういっぽん！』は原作を村岡ユウが務め、秋田書店「週刊少年チャンピオン」にて大人気連載中の女子高生たちのみずみずしい青春模様と柔道の熱さをノスタルジックに描いた漫画。TVアニメの制作はタツノコプロが2019年に立ち上げた新レーベルのBAKKEN RECORD、音楽制作はポニーキャニオンが担当する。その他、詳細は公式ウェブサイト、公式Twitterにて。

(C) 村岡ユウ（秋田書店）／もういっぽん！製作委員会

「週刊少年チャンピオン（秋田書店）」にて大人気連載中の、女子高生たちの瑞々しい青春模様と柔道の熱さをノスタルジックに描いた漫画「もういっぽん！」のTVアニメが、2023年1月に放送開始となることが発表された。併せて、ティザービジュアルとPV、そしてメインスタッフとメインキャストの4名を解禁。また、原作の村岡ユウ先生からのコメントも発表され、アニメの公式HP、アニメ公式Twitterアカウントもオープンした。

監督は荻原健が務め、アニメーション制作は2019年からタツノコプロが立ち上げた新レーベルのBAKKEN RECORDが手掛け、音楽制作はポニーキャニオンが担当する。キャストは、主人公の園田未知役を伊藤彩沙、その親友である滝川早苗役を安齋由香里、未知と中学時代最後に対戦した氷浦永遠役を三浦千幸、未知と小学校からの同級生である南雲安奈役を稗田寧々とこれからの活躍が期待される若手女性声優らが演じることになった。

PVでは、セミの鳴き声、扇風機、汗をかいたペットボトル、太陽の強い日差しといった、どこかノスタルジーを感じる夏の風景が描かれ、音楽もどこか懐かしさが感じられる。キャラクターも仲の良さそうなやり取りがされ、キャストが公開された4人が仰向けに寝転がっている様子も描かれている。PVの最後は「部活なんてやんない」という台詞とはうらはらに、柔道着の帯を締める様子が描かれており、作品の展開に期待がふくらむ。PVはYouTubeで公開されているので、是非チェックしてほしい。

村岡ユウ先生 コメント

好きな事を、好きなだけ、好きな様に描いている作品が自身初のアニメ化となり、とても嬉しいです。

柔道には「自他共栄」という精神があります。

読んで字の如く、アニメが好きな制作陣と、アニメが好きな視聴者のかたがたが、「もういっぽん！」のアニメを通じて共に笑顔になって、好きのエネルギーがもっともっと大きくなっていくことを祈っております！

©村岡ユウ（秋田書店）／もういっぽん！製作委員会