漫画『め組の大吾』完結から20年。伝説の消防官・朝比奈大吾(あさひな だいご)の熱き魂を引継ぐ、若き3人の消防官の成長物語『め組の大吾 救国のオレンジ』(講談社 「月刊少年マガジン」連載中)。
最新刊の6巻の発売に合わせ、2023年に待望のアニメ化が発表。合わせてアニメ化決定を記念した「特報」が、講談社YouTubeチャンネル「フル☆アニメTV」や番組HP、SNSで公開された。
物語の原点となる『め組の大吾』は、小学館「週刊少年サンデー」で1995年から1999年にかけて連載され、1996年に小学館漫画賞、1998年に第2回文化庁メディア芸術祭でマンガ部門優秀賞を受賞した伝説の作品。
新米消防官・朝比奈大吾が、刻一刻と命の危機が迫りくる火災や災害の現場で、仲間たちと共に懸命に人々の命や生活を守り、伝説の消防官へと成長する物語。連載期間中は作品をきっかけに消防官の熱き活躍にも注目が集まり、2004年にはドラマ化も。
そんな『め組の大吾』の魂を引き継ぐ続編として、現在人気を博している『め組の大吾 救国のオレンジ』。原作のシリーズ累計は1400万部を突破した。
『め組の大吾 救国のオレンジ』は、消防組織のなかでも精鋭部隊である「特別救助隊」通称「オレンジ」を目指す若き3人の消防官「十朱大吾(とあけ だいご)」「斧田駿(おのだ しゅん)」「中村雪(なかむら ゆき)」の物語。
なぜ、彼らは消防官を目指したのかー そして、彼らがそれぞれに抱える“過去”。様々な思いを抱え、同じ道を志す3人の奮闘と成長が描かれている。
3人が立ち向かうのは未曾有の災害や危機。その“国難”に直面した時、彼らの胸に湧き上がるのは、人々の命と生活を守ることへの執念とも言える熱き想い。一人でも多くの命を守るため、お互いを意識しながら負けじと切磋琢磨する姿、仲間であり最大のライバルである3人に心が打たれる熱い物語となっている。
作中では『め組の大吾』で朝比奈大吾のライバルであった甘粕士郎(あまかす しろう)も登場するなど、前作ファンも楽しめる作品になっている。
普段あまり目にすることのない、火災や災害現場での消防官の活躍や、日々の訓練の様子が圧倒的なリアリティで描かれる『め組の大吾 救国のオレンジ』。アニメ化で消防官のリアルな日常がどのように描かれるのかにも注目しよう。
(C)曽田正人・冨山玖呂・講談社/「め組の大吾 救国のオレンジ」製作委員会