【TRAVEL Q&A】神社やお寺を参拝する時のマナーが知りたい!参拝に関する疑問まとめ

31.December.2017 | SPOT

外国人観光客の方にも人気のある日本の伝統的な「お参り」体験。一体どんなルールがあるのでしょうか?今回は「お参り」にまつわるルールをまとめました。

 

1:神社とお寺って何が違うの?

まず知っておきたいのは、お寺と神社の違い。お寺は中国・インドといった外国から伝わった仏教。仏様を祀り、仏像をすえ、僧が仏法をおさめる為に存在しています。お寺には、僧侶・尼さん・住職などがいて、御本尊として仏様が安置されています。

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神社は、磐座(いはくら)や神の住む場所とされる禁足地(入っていけない場所)などで行われた祝事典で臨時に建てた神籬(ひもろぎ)などの祭壇が起源と言われており、元々は常設された建物ではありませんでした。外国を起源とするお寺と違い、神社の起源は日本なので、仏教より歴史が長く日本だけの宗教とされている点も大きな違いの一つです。

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2:参拝ってどうやるの?

参拝する際には、いくつかの手順が。お寺か神社によって手順や方法は違うので、しっかりチェックしましょう。

 

神社・お寺

お祈り:お賽銭箱にはお金を。5円玉があれば5円を。「ご縁」があるということで縁起がいいと知られている。

 

鐘:お賽銭箱の真上に鐘がある場合は、鐘を鳴らしましょう。この鐘は神を神社に呼び込むものとして使われています。

 

写真はOK?:写真が禁じられている場所もあるので、注意書きがある場合はしっかり従うように。

 

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神社・お寺

“手水舎”

鳥居をくぐって最初にたどり着くのが手水舎。身を清めてから参拝ができるように、ここで手を洗い、口をゆすごう。下記手順で心身を清めます。

1) 柄杓を右手に持ち、左手を洗う。洗い終わったら今度は左手で柄杓を持ち、右手を洗う。

2) 右手で柄杓を持ち、左手に水を注ぎ、口をゆすぐ。(この際柄杓に口をつけないこと)

3) 右手に柄杓を持ったまま、口をつけた左手を再度洗い流し、終了。

 

参拝方法:二拝二拍手一拝

  1. 拝殿を正面にしたら、浅いお辞儀(一揖)をし、鐘を鳴らします。
  2. 次にお金をお賽銭箱に入れる。
  3. その後二礼。胸の高さに手を合わせ、今度は二度拍手。

※ちなみに「揖」は浅いお辞儀、「礼」は30-45度のお辞儀。最も深いお辞儀は「拝」で90度のお辞儀。

  1. 最後に一礼をして参拝終了です。

 

お寺(仏教)

参拝方法

  1. 神社とは一転、お寺では浅いお辞儀(一揖)をし、お賽銭を入れ、鐘を鳴らす。
  2. 胸の前で手を合わせ祈願した後、再度浅いお辞儀を行い参拝終了。

ちなみにお寺と神社の見極め方。神社は鳥居が入り口に、お寺では山門に迎え入られる。お寺と神社では行いも違うので間違えないように!

 

常香炉

常香炉があるお寺ではお線香が購入できるようになっている。自分のお線香を焚く場合、火は吹き消すのではなく必ず手で仰いで消すように。体の悪いところに煙を当てると改善につながるという説もあるので、弱っている箇所があればお試しを!

 

3:御朱印ってなに?

今、人気なのが御朱印集め。御朱印とは、神社や寺に参拝した証としてもらえる判子のようなもの。判子の他に、参拝した神社や寺の名前(または御祭神やご本尊の名前)と、参拝した日付などを墨書きしてくれるのが一般的。達筆な書やデザイン性のある個性的な書など様々で、そのアート性も人気の理由の一つ。同じ場所、日付であっても書いていただく方により御朱印の雰囲気は変わり、その場で墨書きしたものなので、世界に同じ物が存在しないのも魅力的です。御朱印を集めるために必要なのが、御朱印帳。知名度の高い神社やお寺で売っていることが多いです。

MOSHI MOSHI NIPPONでも、かわいい御朱印を集める記事が掲載されているので、チェックしてみてくださいね!

関連記事:【東京さんぽ】たくさんの鳥居と招福の砂が人気!羽田空港からすぐ「穴守稲荷神社」へ

 

いかがでしたか?お寺・神社に行く際は参考にしてみてください。

これからもMMNでは色々な「日本のQ&A」をお届けします。

日本に関する質問がある方はMOSHI MOSHI NIPPON FBにメッセージを送ってください!https://www.facebook.com/msmsnippon/

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    沖縄は、冬でも15°Cを下回ることが少なく、屋外でも心地よく過ごせる温暖な地域。クリスマスや年末年始などイベントや記念日が多い時期だからこそ、3密を避けながら心に残る時間を過ごしてほしいと考えイベントがスタートした。屋外を中心とした開放的な施設で、安心して過ごすことができる。   また、海に臨む西海岸線の高台に立つカフェでは、海に沈む夕日を眺めることができる。通常は日の入と共に営業を終えるが、イベント期間中は夜の営業も実施。カフェエリアにある大屋根デッキは、空の情景と共に夕焼けのオレンジ色から夜空の瑠璃色へ照明が変化し、海辺のテラスには、沖縄の伝統的な織物「読谷山花織(よみたんざんはなおり)」がモチーフのライトが灯る。   バンタカフェの目の前には、サンゴ礁に囲まれた遠浅の海「イノー」が。期間中は、目の前に広がる海がライトアップされ、青く光るイノーに白く輝く波が打ち寄せる幻想的な景色が広がる。浜辺に降りて光る海と戯れたり、高台にある「大屋根デッキ」で星空を眺めながら響き渡る波音に包まれたり、冬の夜も心地よい沖縄の海辺で、特別な時間を過ごすことができる。   沖縄ならではの海のイルミネーションを満喫しよう。