三軒茶屋駅から徒歩7分。三軒茶屋と下北沢、東北沢を結ぶ茶沢通りにあるZIG(ジグ)。古民家さながらの、木の造りがムーディーなお店。
1日の終わりが少し見え始める15時から、日付が変わる24時まで開いている、忙しい大人に優しいお店だ。
お店に入ると、入り口を背に左側にメンズ、右側にレディース、そして、中央にはそれぞれが1ラックずつ置いてある。
ZIGのオープンは2015年。オーナーでメンズのセレクトは谷口真央さん、レディースのセレクトは奥様の麻衣さんが行っているという。
「レディースの細かい柄のあんばいや、絶妙なサイズ感。そういう胸を打つピンポイントさはやっぱり女子にしかわからないなって思っていて…」
大ぶりな袖とキュッとしまったウエスト、透けそうに繊細だけど、網目はしっかりした頼れるレースアイテム、とびきりガーリーなスカートと合わせたいジャージトップス。要所要所に女心がしびれるセレクトだ!麻衣さんには会えなかったけれど、とてもセンスのいい人なんだろうなあと、洋服を眺めた。
ZIGは、Zから始まる言葉がいいという、なんとなくの直感から生まれた造語。その言葉が、日用ではないものの、英語で“気だるい”と言う形容詞として存在していたことは、後でわかったことだという。
「ここにいる3人は、どこか気だるそうな人ばっかなんで、いいかなあと」と真央さんは笑う。
現在、お店は谷口さんご夫妻とスタッフの松尾さんで切り盛りされている。
「覚えやすくて、呼びやすい。略すことなくZIGはZIG。気に入っています」
昼よりも自由で、ちょっと謎めいて、少し隙があって、私たちを素直にさせる夜。そんな夜までオープンしているお店だからこそ、今まで持っていなかった艶っぽいワンピースや、逆に普段は着なかったオーバーサイズのメンズ服。これまでの自分とは一味違うような服に出会いたい。
ワンピース ¥16000+tax、ベルト ¥7300+tax
ヴィンテージチュニック ¥23000+tax
トップス ¥7500+tax、ジャケット ¥12000+tax
■Information
ZIG
住所:東京都世田谷区太子堂3-18-6 1F
営業時間:15:00−24:00
定休日:なし
TEL:03-3413-8850
Instagram:@zig_usedclothing
Photo:Kayo Sekiguchi
Edit:Namiko Azuma
Text:Miiki Sugita
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ハンバーガーブームが巻き起こっている中、個性的なバーガーが増えてきました。
三軒茶屋の「テンフィンガーズバーガー」は、お店の雰囲気や壁紙、あちこちがアメリカンな感じでワクワクします♪
ハンバーガーのサイズは3種類で、10FINGERS(フィンガーズ)、8FINGERS 、6FINGERSと持つ指の本数で表しているのも面白い。
ボリュームたっぷりのバーガーはどれも人気ですが、6月に1周年を記念して新たに加わったクレイジーバーガーがとても話題に。
重みのあるジューシーなパティは2枚、ベーコンや目玉焼き、チーズはチェダーにモッツァレラ、野菜もたっぷりと、とにかくボリューム満点。
同じく人気のクリームソーダと一緒に食べたら、美味しさがさらにアップ。
何人かで挑戦してデザートにバナナスプリットを頼むのも、楽しいかもしれませんね。
大きくて美味しいクレイジーバーガー、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
Information
テンフィンガーズバーガー
住所:東京都世田谷区太子堂4丁目23-11 GEMS 三軒茶屋
アクセス:東急田園都市線・世田谷線「三軒茶屋」駅 徒歩2分
営業時間:11:00~23:00(L.O.22:30)※ランチセットは平日15:00まで
定休日:年末年始を除く年中無休
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ニューヨーク・ブルックリンのおしゃれなSUSHIを輸入した「寿司カフェ太郎」が、3月1日(金)にリニューアルオープンする。ニューヨークのブルックリンにある人気の老舗寿司レストランを逆輸入。昨年12月のオープン以来、好評を得てきたが、メニューをパワーアップして本格的なオープンとなる。
日本発の寿司は世界に広がる食文化。世界各国でその地に合ったスタイルに姿を変えたが、アメリカで発展した「Sushi」を逆輸入したのが当店。おしゃれな街・三軒茶屋に巻物専門店として昨年12月にオープンした。日本では珍しいカリフォルニアロールなど、裏巻きのスペシャルロールをリーズナブルな価格で提供する店として人気を博している。
今回パワーアップしたオススメメニューはこちら。
サーモンアボカドロール 480円
アラスカ産のサーモンにアボカドをロール。米国ではマグロより人気の高いサーモンをとろける美味しさに、
相性の良いアボカドをプラスしている。
その他にも、プリプリの大きなバナメイエビの天ぷらにスパイシーソースの組み合わせが抜群な「シュリンプ天ぷらロール」や、うなぎにアボカドという日本ではあまり考えられないコラボレーションが楽しめる「ウナアボロール」なども登場。見た目も鮮やかでインスタ映えするお寿司を楽しもう!
Information
寿司カフェ太郎
住所:東京都世田谷区太子堂4-8-2 1階
営業時間:11:30-20:30
定休日:火曜日
アクセス:東急田園都市線三軒茶屋駅から徒歩約6分、東急世田谷線西太子堂駅出口2から徒歩2分、若林駅出口2から徒歩9分
TEL:03-6413-8645
寿司カフェ太郎|Retty
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テンフィンガーズバーガーから二月限定のバレンタインデーチョコ
レートスイーツが登場した。 ホットチョコレート 450円バナナチップストッピング +50円冬に嬉しいホットチョコレート、焼きマシュマロとココアクッキーでさらに美味しく可愛く仕上げたスイーツ。トッピングにバナナチップスをプラスし、ありそうでなかった、 ホットチョコレートとバナナチップスの少し珍しい食感を楽しもう。 チョコレートブラウニーマシュマロ with ストロベリーアイス 630円チョコレートブラウニーにマシュマロをサンド、ピーナッツバターと焼きマシュマロ、 ほんのりとしょっぱいクラッカーで仕上げている。 とことん甘いアメリカンなデコレーションブラウニーと、 ストロベリーアイスの相性は抜群! 見た目も可愛いバレンタインスイーツを食べにぜひカフェに足を運んでみて。Information
テンフィンガーズバーガー営業時間:11:00〜23:00住所:東京都世田谷区太子堂4−23−11GEMS三軒茶屋1F -
東京・三軒茶屋のソフトクリームスタンド「蜷尾家/NINAO(ニナオ)」では、クリスマス期間とお正月期間に、それぞれ限定のソフトクリームを販売する。またクリスマス期間には体温まる生姜の効いた台湾茶を販売する。
2018年10月のオープン以来、SNSでも人気を集めている台湾発のソフトリクーム&ティースタンド「蜷尾家/NINAO(ニナオ)」。本国では約110種類あるといわれるフレーバーの中から、日本で好まれそうなフレーバーを厳選したものや、日本限定のフレーバーを開発。現在約20種類ほどのフレーバーを週替わりで2種類ずつ提供している。そんな「蜷尾家/NINAO(ニナオ)」から、この度クリスマス限定・お正月限定で新フレーバーが発売される。
クリスマス限定ソフトクリーム(台湾青茶×ブラックチョコレート)600円(税込)
販売期間:2018年12月19日(水)~2018年12月25日(火)
クリスマスツリーをイメージした華やかなソフトクリーム。緑色の部分は台湾青茶、茶色の部分はブラックチョコレートを使用した。スッキリとした青茶の味わいに濃厚なブラックチョコレートが合わさり、トッピングのドライストロベリーで酸味も感じられる新しい味わいとなっている。
クリスマス限定 生姜黒糖紅玉茶(ホットのみ)420円(税込)
販売期間:2018年12月19日(水)~2018年12月25日(火)
高級茶葉として有名な台湾の紅茶「紅玉茶」を使ったクリスマス限定のホットティー。体を温める効果があることで日本でも認知度の高い食材である「生姜」に、ミネラルを多く含み整腸作用や疲労回復など様々な効果が期待できるといわれている「黒糖」を組み合わせた冬にぴったりのドリンク。
お正月限定ソフトクリーム(小豆×甘酒)540円(税込)
販売期間:2019年1月3日(木)~2019年1月8日(火)
日本の正月に食べるおしるこをイメージして開発したソフトクリーム。「蜷尾家/NINAO(ニナオ)」の人気メニューでもある小豆に、日本限定フレーバーとして今回新たに開発した「甘酒」をミックス。トッピングにはアイデア光る「焼き餅」をあわせている。
台湾と日本の文化がミックスしたクリスマス&お正月限定アイテムで冬の味覚を味わって。
Information
蜷尾家/NINAO 三軒茶屋店
住所:東京都世田谷区三軒茶屋1-33-15オープン日:2018年10月11日(木)
営業時間:平日12:00〜23:00 / 土日祝11:00〜23:00TEL:03-3421-2170(オープン日より開通)
蜷尾家/NINAO(ニナオ)公式サイト:http://www.ninao.jp
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台湾で大人気の「蜷尾家/NINAO(二ナオ)」がついに日本に初上陸! 2018年10月11日(木)、三軒茶屋に路面店がグランドオープンする。
台湾のおもてなしの⼼を表現した「蜷尾家/NINAO」は、2012年に台南にオープン。約110種類あるソフトクリーム、ジェラートのフレーバーから、数種類を日替わりで提供するというスタイルと「スッキリと甘い=“スキアマ”」なフレーバーでたちまち人気店に。
台湾のアイスクリームブームの火付け役ともいわれ、2015年に東京にて開催された「2015 Gelato World Tour東アジア地区選手権」では準優勝、その人気は不動のものとなっている。
日本第1号店であり、グローバル1号店でもある三軒茶屋店では、約110種類のフレーバーから、人気のフレーバーや、日本人の味覚に合うフレーバーを「蜷尾家/NINAO」が厳選してお届け。週ごとに2種類ずつフレーバーが用意されるため、いつ訪れても飽きずに楽しむことができる。
店舗ではソフトクリームだけでなくお茶とミルクティーも販売。利用者にとって美容に良いものを提供したい、という思いから、商品はホット・常温・コールドのいずれかから選ぶことができる。
日本限定の新メニューとして “ティーゼリー入り”のお茶が登場。常温とコールドのドリンクに、同じお茶のゼリーが入り、口の中に広がる茶葉の香りと新食感を味わうことができる。
また、ゼリーは薬膳ゼリーに変更も可能。風邪予防やアンチエイジング、目の疲れに効果がある菊花を使った「菊花ゼリー」、体を温める効果があり、さらにはむくみに効果のあるカリウムや抗酸化作用があるなつめを使った「なつめゼリー」に変更することができる。 ※ホットのお茶にゼリーは入りません。
台湾の人気店が提供する「食べたらすごく幸せになる」フード&ドリンクをぜひ試してみて!
Information
蜷尾家/NINAO 三軒茶屋店
オープン日 :2018年10月11日(木)
営業時間 :平日12:00〜23:00 / 土日祝11:00〜23:00住所:東京都世田谷区三軒茶屋1-33-15
TEL:03-3421-2170(オープン日より開通) -
日本食との認識も多く、世界中から人気を集めているラーメン。カナダ最大の都市トロントで誕生したラーメンBar「KINTON RAMEN」(キントンラーメン)が、2018年5月18日(金)世田谷区三軒茶屋にグランドオープンする。
「KINTON RAMEN 三軒茶屋」は、2012年にカナダのトロントで誕生し、正統派ラーメンレストランのパイオニアとして人気を確立したラーメン屋。カナダトロント・モントリオールに10店舗・韓国ソウルに1店舗、そして今回「KINTON RAMEN 三軒茶屋」を日本に初出店する。
場所は三軒茶屋駅から徒歩3分。世田谷通りのdocomoショップ隣の路地を入るとすぐだ。カナダと同様に、豚骨らーめん・鶏白湯らーめん・カクテル・焼酎・日本酒を用意したメニュー展開となる。
さらに、5月18日(金)~5月31日(木)までの期間限定で、ビール・カクテル・ソフトドリンクなど、ドリンク1杯を無料で提供。オープン月のみ限定サービスになる。
※ドリンクは一部対象外商品があります。グラス商品のみ対象です。
カナダ発の本格ラーメンを食べに行こう!
■店舗概要KINTON RAMEN 三軒茶屋
住所:東京都世田谷区三軒茶屋2-15-6 プラスキューブ三軒茶屋B棟1階
オープン日:2018年5月18日(金)
営業時間:(月~木)11:30~23:00 (金土)11:30~翌2:00 (日祝)11:30~23:00
休業日:お盆・正月
TEL: 03-6450-9707
URL:http://www.kintonramen.com/japan
今後の出店予定
カナダ:2018年9月~12月ラーメン店5店舗オープン予定
韓国:2018年6月~12月ラーメン店を3店舗オープン予定
日本:2018年にKINKA sushi bar izakayaを1店舗オープン予定
豚骨らーめん
販売価格:醤油 850円・味噌 850円・塩 850円・スパイシーガーリック 950円
鶏白湯ラーメン
販売価格:醤油 850円・味噌 850円・塩 850円・スパイシー青とおがらし 950円
チーズ鶏白湯味噌らーめん
販売価格:1,100円
野菜豚骨味噌らーめん
販売価格:1,100円
KINKA sushi bar izakayaとのコラボ商品―えびとバジルソースの炙り押し寿司
※価格は全て税込です。
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【東京古着】ロマンティックなヴィンテージショップ 表参道「VINTAGE QOO TOKYO」
宝石箱のようなロマンティックなヴィンテージショップ「VINTAGE QOO TOKYO(ヴィンテージ クー トーキョー)」。場所は、表参道駅A2出口を出て、2本目の道を右折したところ。目印は、白とピンクの可愛い配色のヴィンテージカー!
店内にはムードを高めるシャンデリアが。そして、1つ1つが個性を放つ洋服、バッグ、シューズ等が綺麗に並んでいます。
小さい頃から憧れたドレスルームを彷彿させる、圧倒的な空間です。20世紀以前のもの、80〜90年代のものだけに絞っているのもこだわり。所狭しと並びながらも少しずつ風合いや横顔が違うハイブランドアイテムたちに、流れている時代の違いを感じることができます。
QOOでは、お洋服だけではなく、ヴィンテージの家具やインテリアアイテムも提案。年代物ならではの柄やシルエットがとても魅力的で、ついつい揃えたくなっちゃう。
オリジナルテキスタイルの壁紙と、昔お庭に使われていた格子が敷き詰められた天井も乙女心をくすぐります。売り物の洋服や家具だけでなく、店内のインテリアにも要注目。
2018年で6年目を迎えたVINTAGE QOO TOKYO。
オーナーの盛純菜さんは、別会社でバイヤーとしての経験を積んだのちに独立。最初は卸し業からのスタートだったのだという。
「アイテムを詰め込んだスーツケース片手に、代官山のヴィンテージショップに飛び込みで訪ねたりしていました。そんなことをしているうちに、自分でお店を持ちたいという気持ちが芽生えてきたんです」「古着が好きだからこそ、いつまでも古着というものが人にとって身近であるためにはどうしたらいいんだろうっていうことをすごく考えました」
今流れている時代に沿って選んでいるというヴィンテージアイテムたちを丁寧に手に取りながら、純菜さんは言う。「詳しくないと着ちゃいけないものでもないし、入っちゃいけない世界じゃないのに、ビギナーの人たちにとっては、古着やヴィンテージに対するそういう思いはなかなかぬぐえないじゃないですか? そういう人にこそ、日常にプラスできるものとして取り入れてほしい」
確かに、入り込みにくい世界になってしまうことで古着の文化が廃れるのは本当にもったいないことだ。
「だからこそ、トレンドや時代の流れに合わせていくことで受け継いでいきたい」
かけがえのない文化として古着やヴィンテージを捉える、そんな思いが「VINTAGE QOO TOKYO」には溢れている。昨日来た人が今日来ても「昨日はなかった!」というものがあるように、VINTAGE QOO TOKYOには“入荷日”がない。毎日少しずつラインアップを変えているのだとか。
「入荷日だから沢山あって、それがはけたら品薄になる。そんな風にタイミングが合わなかった人は出会えないっていうのが嫌だなって思って、毎日新鮮な顔ぶれでいることを大切にしています」生活そのものの“VINTAGE”を提案するライフスタイルショップ「VINTAGE QOO TOKYO」。自分の心に刺さる、贅沢なヴィンテージがここなら見つかる気がする。
Burberrys トレンチコート ¥42,800(税込)、スエードベルト ¥2800(税込)
GUCCIフローラルTシャツ¥23800(税込)
CHANELラウンドダブルフラップマトラッセプレートチェーンバッグ ¥218800(税込)
■Information
VINTAGE QOO TOKYO
住所:東京都渋谷区 神宮前4-11-15 シナモンオーク1F
電話番号:03-6804-2017
営業時間:12:00〜19:00
URL:https://www.qoo-online.com/Photo:Kayo Sekiguchi
Edit:Namiko Azuma(ASOBISYSTEM)
Text:Miiki Sugita
Design:Yuko Abe(ASOBISYSTEM) -
初心者でも入りやすい!原宿でオススメの古着屋さん 5選
古着に興味はあるけど、どのお店に行けば良いのかわからない。。。そんな人も多いはず。今回は古着屋さんの集まる原宿でオススメの店舗を紹介します!
オリジナル商品やリメイクも豊富「サンタモニカ」
何年も昔から、古着のメッカとされてきた街、原宿。遊歩道を抜けた所にお店を構える「サンタモニカ原宿店」は、初のレディースオンリーの店舗としてオープンした、37年続くサンタモニカの中でも1番新しいお店。
白を基調にした拓けた店構えと、大きな看板。コンセプトは「綺麗に着られる古着」。古着屋さんには珍しく、3割の割合で新品も取り扱っています。
オリジナル商品やリメイクアイテムなど、「古着」というイメージを飛び越えたアイテムを楽しめるお店。古着しか扱っていないお店に比べると、初心者でも入りやすい店舗です。詳細はこちら:http://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/28105
■Information
Santa monica原宿店
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4−25−5
営業時間:1100
定休日:なしTEL:03-5474-1870
URL: http://www.harajuku-santamonica.comトレンドアイテムが揃う古着屋「FUNKTIQUE」
とんちゃん通り沿いにある古着屋「FUNKTIQUE(ファンティーク)」。90’s~00’sのリアルなストリートカルチャーをベースに、現在のトレンドを意識したアイテムを販売しています。
ビンテージのスポーツブランドやアート系の小物、新品のセレクトアイテムまで幅広く取り揃えており、置いてある商品のコンディションが良いのも魅力。モデルやスタイリストなど、ファッション関係の人たちも通うというファンティーク。ここに来れば、あなたもお洒落上級者を目指せるかも。
詳細はこちら:http://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/42450/2
■Information
FUNKTIQUE
住所:東京都渋谷区神宮前3-21-22 フィールドビル3F
営業時間:12:00~20:00
定休日:年中無休(年末・年始を除く)
ガーリーなアイテムが揃う「flower」
今年で17周年を迎える、flower原宿店。いつの時代も、変わらぬセレクトと他には手に入らないオリジナルアイテムで、ガーリーを夢見る女の子たちを支えてきてくれたお店です。清潔な白と暖かいウッドブラウンを基調とした店内は、とっても雰囲気がよく、つい長居になってしまう! 広々と抜け感のある空間に、余白を持って丁寧に並べられた洋服たち。アイテムはたくさんあるのに、お気に入りに目が行きやすいのもいいんです。
シンプルに、品よく。でも、ちょっとクセありを選びたい。そんな、デニムやレースブラウスなどのオーソドックスアイテムも幅広く展開しています。
詳細はこちら:http://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/54511
■Information
flower原宿店
住所:東京都渋谷区神宮前4-26-30
営業時間:11:30~20:00
TEL:03-5414-3626>>次のページ
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渋谷からほど近い三軒茶屋は多くの飲食店が集まっており、年々観光客も増えているスポット。そんな三軒茶屋にオシャレなコインランドリーBALUKO LAUNDRY PLACEがオープンする。
BALUKO LAUNDRY PLACE は、 「洗濯の時間を有効に使い、 生活者の生活に、 より有意義な時間を」という発想から生まれた利便性の高いセルフランドリー店舗。都内、 首都圏近隣を中心に展開しており、こだわったインテリアや内装が特徴的だ。
三軒茶屋の店舗はインテリアデザイナー笠原英治氏とコラボレーション、今までと一味違う洗濯サービスを提供する。
日本のコインランドリーは狭いことが多いので、この広さ、キレイな店内は魅力的!日本に長期滞在する方はぜひ利用してみてほしい。
■InformationBALUKO LAUNDRY PLACE 三軒茶屋
住所:東京都世田谷区上馬1-15-21営業時間:年中無休 24時間営業
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「古着が大好きだから、古着が好きな人と、古着の話をもっとたくさんしたい!」。何を隠そうこの連載、古着と人を愛する柴田紗希(しばさき)本人の立案で決まった、直球の愛が溢れまくりの新企画なのです。
記念すべき初回は、しばさきが名古屋店スタッフとして働いていたこともある「flower(フラワー)」。上京して以来、今でもお買い物によく来るという原宿店へ! 後半には、スタッフの戸田さんにもご登場いただき、古着愛を語り合います♡
今年で17周年を迎える、flower原宿店。
いつの時代も、変わらぬセレクトと他には手に入らないオリジナルアイテムで、ガーリーを夢見る女の子たちを支えてきてくれたお店です。清潔な白と暖かいウッドブラウンを基調とした店内は、とっても雰囲気がよく、つい長居になってしまう! 広々と抜け感のある空間に、余白を持って丁寧に並べられた洋服たち。アイテムはたくさんあるのに、お気に入りに目が行きやすいのもいいんです。
シンプルに、品よく。でも、ちょっとクセありを選びたい。そんな、デニムやレースブラウスなどのオーソドックスアイテムも幅広く展開! 「定番の中にこだわりを持ったり、着てこなかった色を着てみたり。古着選びって、大人になってから、より楽しくなってくる!」としばさきちゃん。
しばさきとflower
思い出のアイテムを紹介!「名古屋で働いてる時に買ったGジャン。色の薄さとコンパクトなサイズ感がお気に入りです」
「これは、プレゼントにもらったもので大切にしてます。シンプルなんだけど、動きのあるデザインで着るとよりかわいい! flower名古屋店のもので、年代がかなり古く、生地感も大好き!大切しなきゃってついつい思う一枚。」
しばさきの古着対談
今回のゲスト古着人:戸田さん(flower)
店舗に立つことで、より深く知った古着の世界。flowerでの思い出や、思い入れのあるアイテム、そして、古着の大先輩から教わること。夢の古着対談スタート!この一足がヴィンテージの始点、すべてはここから始まった!
しばさき「まず、1番に聞きたいのは、戸田さんはどんな風に古着に惹かれていったのかです!」
戸田「高校生かな。地元に古着屋さんが全然なかったんだけど、高校の時にできたんです。今、原宿のとんちゃん通りにある『FANTIQUE』。元々福島のいわき市にあったんですよ。そこがきっかけ! あそこがなかったら、古着の世界には入らなかったかもしれないな」しばさき「『FANTIQUE』がいわきにあったって話、そういえば前に戸田さんに教えてもらった気がする!」
戸田「そこで初めて買ったのが、この30000円のコンバースのコーチ。思い入れが強いから、何回も直して履いてた。インソールも印字が消えるのが嫌だから、極力中敷を敷いてどうにか持たせようとして…(笑)」しばさき「ずっと履き続けてるなんて素敵。もう、愛がすごいですよね! 初めてのヴィンテージ、戸田さんの原点だ!」
戸田「そうなの。でも、買った当時は価値を分かってなかったんだよね。東京に出てきてから、「すごいいいの履いてるね」って言われて、やっとモノの良さに気づけたくらい。それで自慢げに履いてたらこんなんになっちゃった」コンバースのコーチ
しばさき「最初は本当にそういう感覚ですよね! これ、どうやらなんかすごいものらしい!って(笑)」
戸田「そうそう。最初の最初って、これが70年代のどのタイプだから何円とかって全然わからないものでしょ? だからもうこれを推してくれるスタッフさんを信じるしかないんだよね」しばさき「わかるなあ。スタッフさんの絶対的存在感。その時はどんな風に言われたか覚えていますか?」
戸田「持ってたら絶対いいよ。これに出会えることなんて、この先多分ないよって。でも本当だった。こんなステッチがでかいやつ、やっぱりないんだよね。そこから、古着への道が始まったの。まずは、田舎の中でどれだけ頑張るか。柴田はいつから? 何がきっかけだった?」しばさき「私も高校生でした。お金もそんなになかったから、初めはサンキューマートとかのプチプラな古着屋さんで。この膨大な服の中から、自分にとっての掘り出し物をどれだけ見つけられるか!って感じで。」
戸田「もう、宝探しだよね」しばさき「そう! そこからいろんな古着屋さんに行って、1点物を見つける喜びにどんどん夢中になって…。それで、flowerでも働くようにもなりました」
戸田「すごくちゃんと働いてたんですよ。接客もしっかりやってたよね。それで東京に出てくるって聞いて…」「普段は無口だけど、古着のことになるととても熱い人」
しばさき「名古屋で働いてた時は、戸田さんの顔も知らなかったし、電話ぐらいでしか話したことなかったんです。東京にきてから、話すタイミングがやっと巡ってきて…」
戸田「自分の進む道を目指して、上京を決意したんだなって。すごいなって思いました」しばさき「嬉しいです。戸田さんは、古着について、“知っていたら楽しいこと”をたくさん教えてくれる。普段は無口だから、最初はしゃべらない人って思ってたんです。でも、古着のことになると、めちゃくちゃ熱い」
戸田「そうなんです。普段は全然しゃべらないかも(笑)」しばさき「文化とか背景とか、その1着が来たルーツとか。男の人って結構細かいことまで知っているから、レディースの古着屋さんにそういう人がいるってすごい貴重だと思う。私もそうだけど、女の人って感覚で買っちゃうから」
戸田「僕は逆にその感覚を知りたくて、flowerに入ったの。あの一目見た時に女の子が思う、可愛い!って直感? どれだけ古いとか、どんな価値があるとか関係なくって、自分の直感に素直。あれって女の子ならではだなって思う。僕には未知の世界だった」しばさき「確かに! そこは男女の違いかもしれないですね!」
戸田「flowerのお客さんもそうなんだけど、みんな決断も早いんだよね。あれには勝てない。『好きだけど、古くないなら買わない』とか、そういう部分に男ってどうしてもとらわれてしまうんだよね」年齢とともに変わっていく、古着フィロソフィー
しばさき「私はどっちかっていうと逆かな。気にしないところから入って、最近はもっと古着を知りたくなったし、学びたくなったんです! だから、いろいろ教えてもらえてありがたい」
戸田「でも僕も、柴田を始め、そういう女の子たちの感覚に触れることが増えたからかはわからないけど、最近は、いいと思ったものが、結果的に古かったらラッキーくらいの感覚になったの。そういう意味で柔軟になった」しばさき「へー!」
戸田「男は先にウンチクから入っちゃう。とっかかりなんだよね。でも、“古いからいいものだ”って固定概念を、今はもったいないと思うようになった。90年代のものだって、あと、10年経ったら40年ぐらい前のものになる。ヴィンテージって、そういう風に未来に残っていくものだから」しばさき「そうやって、古着に対する想いが年々強くなって、考え方もいろんな形に変わっていくものなんですね」
戸田「仕事として11年。個人的には、あのコンバースを買った時からだから、13年くらい? 古着とかかわってきたからね」しばさき「素敵だな。大人になって古着を着なくなる人もいるけど、私はずっと着てたいなぁ」
戸田「年齢関係ないよ、シーンに合わせて、綺麗なものを選べばいいだけだと思う。逆に、これ古着ですか?って聞かれたいし、驚かせたくない?」しばさき「分かるー! 綺麗だけど、でも、古着にしかないみたいな絶妙なところがあるんですよね」
戸田「どこで買ったの?って聞かれて、『古着』って言う時、いつも嬉しい」
しばさき「そうそう、そうなんです。あー! この連載楽しすぎるっ!」古着は生活であり、人と人とを結ぶもの
しばさき「ズバリ、戸田さんにとって『古着』は、一言で表すとどんな存在ですか?」
戸田「一部というか、生活そのもの。趣味もほぼないし、仕事してるか、寝てるかだから(笑)。古着っていうものを持ってなかったら、本当に何もないって思うくらい」しばさき「でも、古着好きって、一瞬で仲良くなりますよね! あれって何で何だろう! みんな持ってるこだわりはバラバラなんだけど、一瞬で通じ合える」
戸田「そうそう。これがあったから出会えたり、話したりできる人ってたくさんいる。人との出会いを産んでくれるものなのかも」戸田さんのコレクション1
レディースのアフガニスタンのワンピース切り返しや細かいデザインに魅かれて集めているんだとか。「着られないのに持ってるなんて、これも古着愛でしかないですね!」としばさき。
戸田さんのコレクション2
ナンバリングT夏にもってこいな、カジュアルなナンバリングT。番号がゾロ目だと少し値段が高かったりすることもあるらしい! 古着の世界は奥深い。
「戸田さんのコレクション、アフガニスタンワンピースを着てみました!」
ワクワクしながら試着室へ、出てくる時にはつい頬が緩むしばさき。可能性へのワクワクと新しい自分にドキドキ。しばさきはやっぱり、古着が大好きです。
しばさき「大人になることで手を出せるものってあるじゃないですか。値段もデザインも。古着の価値もわかって行って、買えるもの似合うものも増えるから、大人になるとより楽しい気がするんです」
戸田「自分しか持ってないっていうのがあるよね。1回しかない出会い。これは自分しか持ってないだろうっていうもの。そういうものを着るってすごく特別だし、馴染む。“自分の服”って感じがするんだよね」連載1回目を終えて・・
最後まで読んでくれて、ありがとう!
新連載一回、どうでしたか?
この連載はかねてからずーとやりたいなって言っていて、ある機会に出会ったライターさんが大の古着好きで本当に真っ直ぐな方で、これもご縁だ!!
と思って実際に始める事ができたんです。(始まったきっかけもこんな風にちょこっと裏エピソードがあったりして)
私の人生は出会いに満ち溢れていると思うから、この連載も「出会い」から繋がる大好きな古着、私の中でかけがえない存在である素敵な古着たち、自己満になりつつも自己満がみんなの共感に繋がれば!少しでも、” へ〜!古着ってこんな深さがあるんだ!” っと思ってもらえたらなって気持ちでやっていきたいと思います。
良かったらお付き合い下さいな♡ (柴田紗希)Source:HARAJUKU KAWAii!! STYLE
■Information
flower原宿店
住所:東京都渋谷区神宮前4-26-30
営業時間:11:30~20:00
電話番号:03-5414-3626flower 公式サイト:https://www.flower-shibuya.com
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TALENT PROFILE
柴田紗希
”しばさき” 愛称で年齢問わず幅広い女性から親しまれる愛知県出身 モデル・タレント。 ファッションモデルとして学研プラス「mer」 表紙を飾りながら、地方局、ネットTVでメインMCをこなし、 地方イベントも数多く出演する新しいメディア型リアルマルチプレイヤー。 トレンドや時代が変わっても、いつも変わらずそばにいてくれる身近な存在として全国に向け活動中。
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東京でショッピングをするなら、ぜひ立ち寄ってほしいのが「古着屋」。それぞれのお店に個性があり、お気に入りのお店を見つけた時の嬉しさは格別だ。
今回紹介するのは、東急東横線・学芸大学駅。駅すぐの東口商店街を歩き3分ほどで辿り着く。
セブンイレブンの少し手前の建物の2F。お店の名前は、「Mistico Disco」。
ミスティコディスコ、ミスティコディスコ。
思わず何度も声に出したくなるような、おまじないのような可愛い言葉。下から上へ、階段から見る景色。
この階段の、この扉の向こうに、どんな世界が待っているのだろう!
木の床と屋根に包まれた落ち着く空間に、色とりどりの洋服たち。
こんなにたくさんの色がひしめき合っているのに、どれもみんな、この場所にすごく似合っている。この不思議な一体感が好きだ。1枚で抜群の存在感を放つ柄ワンピース、つばの広い麦わら帽子は、夏のイベントにピッタリなアイテム。
夫婦で、2009年にオープンしたというMistico Disco。開業を目前にお店の名前を決めかねていた時、旦那さんが紙に書き出していた文字の中で、“Mistico”に目が止まったのだという。
どこか遠くの国で「隠れ家」を意味する“Mistico”。
エマさんは、この物件を初めて見た時に、屋根裏部屋のような天井に強く心惹かれたのだと教えてくれた。
そして、たまたま流れてきた、有名なDiscoソング。
“Mistico Disco”響きも語呂もいいこの名前が、晴れてこの場所の名前になった。「買い付けって、つい、その時自分が着たいものを選んじゃうんですよね」。
笑いながら、買い付けに対する素直な想いを話すエマさん。「結構自分の気分がお店全体の雰囲気に反映されることもあります。年代やテイストも問わないけど、今は70’s色が少し強いかも?」
そして、エマさんはこう付け加えた。
「70年代の服って、大人になるほど似合うものだなあって。大胆なデザインや迫力のある色柄は、本当は服に負けなくなった頃にしっくりくる気がするんです。自分にも迫力を身につけた頃というか」大人だから似合う。大人になったから、着られる。
大人だから出来る幸せなことを数えよう。年齢とともに、できることは増えると思った方が絶対に楽しい。
今の自分しかできない選択や生き方、そして今の自分だから飼い慣らせる1着がきっと、きっとあるはずだ。
チュニック ¥8500+tax、50`sスカート ¥15800+tax、麦わらハット ¥6800+tax、バッグ ¥7900+tax
80’sジャンプスーツ ¥10800+tax、ショルダー ¥6900+tax、スカーフ ¥3400+taxInformation
Mistico Disco
住所:東京都目黒区鷹番2-16-23 M&K鷹番2F
電話番号:03-3719-1315
営業時間:1530
定休日:木曜日
Instagram:@mistico_discoSource:She magazine
Photo:Kayo Sekiguchi
Edit:Namiko Azuma
Text:Miiki Sugita関連記事:【東京古着】原宿のサンタモニカで、素敵な古着デビューを
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—A day without laughter is a day wasted.(Charles Spencer Chaplin)
シニアのパワーがみなぎる街、巣鴨。昨年4月、街が誇る地蔵通商店街に前代未聞のニュースが舞い込んだ。当時25才のオーナーが、巣鴨唯一の古着屋をオープンさせたのだ。お店の名前はhumor(ユーモア)。
4のつく日に開催される縁日でいつも以上に賑わう商店街を歩く。
「入り口はこっちの階段上ね!」
下のお店松月堂のおねえさんが、チャキチャキと慣れた様子で声をかけてくれた。
聞かずとも、私たちの行き先がわかったのだろう。どうやらhumorの存在は、「巣鴨に若者はいない」という既来の都市定説を早くも動かしつつあるようだ。何やら文字が書かれている、鮮やかなオレンジの扉。
言葉の意味は、この場に着いた時に聞いてみて欲しい。
こういうのは、発する人から受け取る人へ伝わる方が、なんとなくいい気がするからだ。
ガラスの向こうで待っているのは、色とりどりの古着たち。
一気に気持ちが高まるその勢いのまま、扉を開けた。「すごい〜!」思わず声を上げてしまった。色とりどり、柄もさまざま!
視界のそこかしこで、個性が同時多発する。そんな賑やかな洋服たちを掻き分けていくと、素敵な男性が2人、笑顔で迎えてくれた。いや、ここはもう一言はっきりと付け加えよう。
カッコイイ! ちょっと見かけない、かなりのムードを放つ美青年たち!
しかも2人は兄弟だという。巣鴨のキャラクターすがもんを抱える、オーナーの裕太郎さん(右)と、
弟でスタッフの拓夢さん(左)。イケメン×ゆるキャラという見事なコラボレーションをパチリと抑えたところで、多くの人が抱くであろう疑問を裕太郎さんにぶつけてみた。
—どうして古着屋を巣鴨で?「とにかく街が好きだったんです」裕太郎さんは迷いのない様子で答えた。
「他にもいろんな場所を考えてはいました。神保町、阿佐ヶ谷、谷根千あたり…。いわゆる古着屋がない街を探していたんです。でも降り立った時からこの街がすごく好きで」
“古着のない街に古着を”。
なかなかできないことだと思った。そして、愛と挑戦に溢れた選択だと思った。
前例のないことをやるのは、本当に勇気がいる。そして、いつの時代もその勇気を持つパイオニアが人や街、そして時代を動かしている。前例のないことに勇気がいるのは、ファッションにおいても同じだろう。
着たことのない色や柄の服に袖を通す時には、ちょっと緊張してしまう。
でも、ここに来たら、ちょっと背中を押してもらえる。
そんな風に思ってここに通う人も多いんじゃないだろうか。
並ぶ洋服を見ながら、そんなことを思った。裕太郎さんが古着に魅せられたのは、名古屋の大学に進んだ学生時代だったという。
師と仰ぐ、名古屋の古着屋「speech」や「the poem」のオーナーさんたちから、古着の魅力やノウハウを教わったのだとか。POP UP SHOPを手伝う機会があり、その時に古着屋を開業する気持ちは強固なものになったのだという。オープン当初は裕太郎さん1人だったhumorに、弟の拓夢さんが入ったのは昨年11月。
「僕は服を1つ選ぶにも優柔不断だけど、兄はエゴの塊のような人(笑)。いつも自分のやりたいことをやっている感じの兄でした」。
笑いながら話すその言葉の裏に、兄に対する敬意が見えた。
同じ家で生まれ育ち、誰よりもさりげなく、そして深く互いを知る。
この場所を共に守るパートナーとして、拓夢さんの存在はとても心強いと思った。
一見はちょっと雰囲気が違う2人も、笑うと、目もとがとても似ている。
兄弟っていいなぁ、と素直に思う。岐阜県で生まれ育ったという2人。
しっかり者の1番上のお兄さんと、離れた町からいつも子どもを気遣う優しいお母さん。
ここまでくるのに相当やりあったけど、今やお父さんは、家族きってのhumorユーザーだという。そう、いくつもの“上京物語”で、東京という街はできているのだ。
“古着”もまた同じ。どれもが違う色を放つ、いくつもの人間ドラマがそこにはある。最後に、街に立つ2人が見たくて、お願いして外で写真を撮らせてもらうことになった。
階段を降りるやいなや、「今日も売れっ子だねえ〜」と近所のおばちゃんが声をかける。
新天地で街に人に愛される2人の姿が、多くの人に、家族の元に、届けばいいと思った。裕太郎さんは、とても苦労したであろうことも、笑って話す人だった。
拓夢さんも、そんな兄の話に笑いながら頷く人だった。
その優しい笑顔に強いパワーを感じた。人を愛し、人に愛される、そんな“人”から溢れ出る魅力が詰まった場所。
それを一目で物語るのは、よく似た2人の笑顔だ。—無駄な一日。それは笑いのない日である。(チャールズ・チャップリン)
トレーナー ¥3000+tax、ジーンズ ¥6500+tax、スニーカー ¥2000+tax、キャップ ¥3900+tax
ジャケット¥6200+tax
シャツ ¥6200+taxPhoto:Kayo Sekiguchi
Edit:Namiko Azuma
Text:Miiki SugitaSource:She magazine
■Information
humor(ユーモア)
住所:東京都豊島区巣鴨3-18-17NYビル202
営業時間:不定期(日によって異なるためtwitterにて更新)
休:不定休
twitter:@humor_store
Instagram:@humor.store
HP: http://humor-store.blogspot.com/−−−