日本の伝統が光る最新ファッションアイテム5選

17.November.2017 | FASHION / FEATURES

近頃、日本の伝統をファッションに落とし込んだものが、高品質な物を求める人の中で注目を集めています。

今回はそんな、日本の技術やこだわりが光るアイテムを紹介します。

和紙糸を使用した機能性デニム

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日本の伝統の和紙を使用した『WASHI DENIM(和紙デニム)』。 緯(よこ)糸に和紙糸を使用しているため、 非常に軽く、 吸汗性・吸湿性・速乾性が抜群。

和紙は繊維が長いため、 薄くとも強靭で長寿命文化財の修復にも使われる一方、 柔らかくしなやかな肌触りを保持続してくれます。 織ネームやリベット等が特別仕様になっているのも見逃せません。

詳しくはこちらから:http://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/51576

■Information

<MENS>

価格:¥8900(税抜) ※ダメージ加工のみ¥9900(税抜)

スリム:中濃色/濃色/ワンウォッシュ  28-36inch

レギュラー:淡色/濃色/ワンウォッシュ 27-34inch

ダメージ加工 28・30・32・34inch

<WOMENS>

品名:WASHI DENIM

価格:¥8900(税抜) ※ダメージ加工のみ ¥9900(税抜)

テーパード:中濃色/濃色/ダメージ加工 25-29inch

ストレート:濃色/ワンウォッシュ  25-29inch

https://e.right-on.co.jp/Page/washidenim.aspx

江戸時代の技術を受け継ぐTシャツ

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江戸時代から受け継がれる技術で作るTシャツブランド「BIWACOTTON(ビワコットン)」。

ステテコ用の生地製造の技術を用い、 現代のTシャツに合う新しい生地の開発に成功・ 商品化。コットン100 %にも関わらず、 ステテコ独特のシャリっとした肌触り、 風通しも抜群!

着用ストレスのないストレッチ感を持ち、 高温多湿な日本の夏を過ごすのに最適なTシャツなアイテムとなっています。

詳しくはこちら:http://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/48499

■Information

BIWACOTTON(ビワコットン)

オンラインショップ:biwacotton.jp

奄美大島の伝統的な柄「大島紬」を使ったカラフルな靴下

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「大島紬」の伝統的な“柄”をカラフルにデザインした「紬POP(つむぎぽっぷ)」。

代表的な柄の「龍郷(たつごう)柄」や「秋名(あきな)バラ柄」など、伝統的な“柄”をカラフルでポップなデザインの靴下にデザインした商品。

素材に大島紬の風合いに近い高級綿「摩周湖」を使用。絹のようなつやとサラッとした肌ざわり、はき心地のいい靴下となっています。

詳しくはこちら:http://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/75833

■Infotmation

紬POP

価格:2,500円(税別)

販売ECサイト:https://abcom.theshop.jp/categories/325087

※奄美大島のお土産ショップなどでも販売予定

 

 

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  • 京都の伝統工芸品「京友禅」のデザイン画『草稿』を新たな切り口で表現するコラボNFT登場

    28.November.2022 | FASHION

    NFTマーケットプレイス「HINATA」が2022年11月25日(金)に販売を開始する、伝統工芸・京友禅のデザイン画『草稿』を用いた新たなコラボレーションイラスト作品が公開された。

     

    京友禅『草稿』× 現代の浮世絵師「オノ・タコ」

    使用された草稿(左)と「オノ・タコ」氏の作品 《春の夢路ー陽ー》

     

    洋の東西を問わず様々なデザインを浮世絵風に描きあげる、現代の浮世絵師「オノ・タコ」。

    草稿を背景に楚々と佇む美しい女性を、柔和な線で見事に描きあげた。
    草稿の線の美しさがより伝わるよう、背景を重視し作画はキャラクターと背景が調和した作品に仕上がっている。

     

    本作は浮世絵だが現代の女性が描かれており、京友禅や浮世絵という伝統的な美と現代的な美を融合した普遍的な美しさや理想が表現されている。

    柔らかく暖かな印象の「陽」と、しっとりと静謐な印象の「陰」の2つのバリエーション、合計6作品が販売予定。

    オノ・タコ:https://twitter.com/ono800

     

    京友禅『草稿』× イラストレーター「オムレットマト」

    使用された草稿(左)と、「オムレットマト」氏の作品《望月》

     

    可憐な少女のイラストで人気急上昇中のイラストレーター「オムレットマト」。
    日本の自然を美しく描いた3種の草稿を用いて、見返り美人をモチーフとした少女が描かれています。
    萌えイラストを手掛けるクリエイターの視点から『京友禅と萌えイラストの共通点』を探り、対極にあるものではなく調和するものとして2つの文化を融合させた作品は、不変の美と、美の進化を同時に感じさせる。

    時代を経ても同じように巡る空の表情を表す「黎明」「日の出」「望月」の3つのバリエーション、合計8作品が販売予定。


    オムレットマト:http://omutoma.tumblr.com

     

    2人のイラストレーターがそれぞれの切り口から描いた、京友禅×イラストのコラボ作品をお楽しみに。

  • monopo、創業100年を迎える京都西陣織ブランド「織楽浅野」とコラボで日本の伝統工芸の魅力を世界に発信

    21.November.2022 | FASHION

    グローバルクリエイティブエージェンシーmonopoと、創業100年を迎える京都西陣の帯ブランド織楽浅野は、国際的に活躍するクリエーターとのコラボレーションにより、職人の物語をデジタル体験できる「帯」を制作した。新しい視点で切り取った日本の伝統工芸を、楽しむことができる。

     

    QR帯というユニークなストーリーテリングの手法を用い、プロダクトとコンテンツを融合することで西陣織の価値を再定義。帯に織り込まれたQRコードをスマートフォンで読み取り、帯ができる過程やコンセプトをデジタル上で体験できる特設Webサイト・映像を公開した。実際の帯を見ることができなくても、世界中の人々が西陣織の歴史と工芸を目にすることで、京都のものづくり文化について世界中の人々に発信する。

    古都、京都。日本が誇る伝統や歴史を大切に守り、現代まで継承してきた場所。パンデミック前は、訪日ブームや日本文化の世界的な流行により、 街は大きな賑わいをみせている。しかし2020年に起こった世界的なパンデミックにより、街は一変。祇園周辺に溢れていたたくさんの観光客は姿を消し、各名所も今までが嘘だったかのようにしんと静まりかえった。しかし、日本が国境を開放した今、また注目が集まっている。

     

    伝統を守りながらも時代への挑戦を続ける「織楽浅野」の姿勢と、グローバルとデジタル領域のクリエイティブに強みを持つmonopoがタッグを組むことで、今回のプロジェクトが実現した。プロジェクトでは、帯の制作だけでなく、帯の柄から読み込めるQRコードから閲覧できる特設Webサイト・本プロダクトストーリーを伝える映像コンテンツが公開された。

     

    日本のローカル文化の魅力をグローバルに伝えているmonopoの今後の取り組みから目が離せない。

  • 30周年『美少女戦士セーラームーン』、日本各地の伝統工芸とコラボアイテム発表

    14.September.2022 | ANIME&GAME / FASHION

    日本の伝統工芸品とコラボしたキャラクターグッズを多数手がけてきたPREMICO(プレミコ)が、『美少女戦士セーラームーン』の30周年を記念した日本各地の伝統工芸とコラボしたアイテムを、PREMICOオンラインショップにて販売をスタートした。

     

    日本各地の伝統工芸と劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」がコラボした匠の技が光るアニバーサリーアイテム。ラインナップは、福島県・会津塗オルゴール、石川県・九谷焼丸皿、東京都・江戸切子グラス、香川県・香川漆器 漆塗り椀、福岡県・博多織長財布の5アイテム。

     

    ここでしか手に入らないアニバーサリーアイテムをお楽しみに。

     

    福島県 会津塗オルゴール

    400年の長い歴史を誇る福島県の会津地方の伝統工芸「会津塗」。夜空のようなつややかな黒の漆塗りにゴールドで描かれたクライシス・ムーン・コンパクトとセーラー10戦士の守護星マークの蓋を開けば、『ムーンライト伝説』のオルゴールが奏でられる。

     

    石川県 九谷焼丸皿(3種セット)

    石川県の加賀地方で生産される色絵磁器「九谷焼」。その鮮やかな色彩と縁起の良い伝統柄で、『美少女戦士セーラームーン』の世界を表現。セーラー5戦士の中心に幻の銀水晶があしらわれた丸皿、クライシス・ムーン・コンパクトを中心にちびムーン・コンパクトとセーラー戦士の守護星マークが並んだ丸皿、ルナ・アルテミス・ダイアナのシルエットが浮かぶキュートな丸皿の3種セット。

     

     

    東京都 江戸切子グラス

    江戸の粋な美意識が息づく東京のガラス工芸「江戸切子」の繊細な細工と澄んだ煌めきに、美しい星々の瞬きをうつした江戸切子グラス。セーラー5戦士とスーパーセーラーちびムーンをイメージした薄紅色と、外部太陽系4戦士をイメージした瑠璃色の2種類。

     

    香川県 香川漆器 漆塗り椀(ペアセット)

    多彩な色漆を使い繊細で緻密な模様を描き出す手法が特徴の「香川漆器」。朱色と黒色、色漆で鮮やかに彩られたスーパーセーラームーンとタキシード仮面のペアの漆塗り椀。

    クライシス・ムーン・コンパクトや幻の銀水晶、仮面やゴールデン・クリスタルといった二人のモチーフが金銀豪華な色づかいと伝統的な蒔絵仕上げで、お椀を華やかに飾る。

     

    福岡県 博多織長財布

    経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を打ち込んで作られる絹織物「博多織」。その“しなやかでありながら丈夫”という特徴にセーラー戦士たちの美しく力強いイメージを重ねて、伝統の縞柄に守護星マークや幻の銀水晶のモチーフを織り込んだ長財布。

     

     

     

    (c)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」製作委員会

  • 日本和文化振興プロジェクト「第2回日本和文化グランプリ」結果発表

    12.September.2022 | FASHION

    各分野の企業、協会、自治体が協業し、持続可能な日本の和文化発展の仕組みを構築・確立するため、2020年5月に設立された一般社団法人 日本和文化振興プロジェクトは、「第2回日本和文化グランプリ」を開催し、計5作品の受賞を発表した。

     

    元文化庁長官の近藤誠一が陣頭指揮をとり、副代表にユナイテッドアローズ名誉会長 重松理と、400年の歴史を誇る伊場仙14代目当主 吉田誠男が脇を固める一般社団法人 日本和文化振興プロジェクトは、国籍居住地、年齢を問わず、和文化に携わる企業・団体・個人を対象に、日本が誇る優れた作品を顕彰するイベントとして当グランプリを開催。審査委員はシャネル合同会社 会長リシャールコラスや、モデルの秋元梢など、各界で活躍する11名が務め、栄えある5作品を選出した。

     

    グランプリ

    塵取り・箒「Chiritori×Houki」

    羅琪(ロ チ)

    ちりとりは、一本一本を手で松本箒の特別な形と合わせて形を整え、それに徳島の天然染料『藍』で染色したものです。箒は、第三代の職人さんが長年の経験を積み重ねた技術とこだわりをもって、自家栽培したホウキモロコシを材料として作った、世界で一つだけの箒です。箒の取手部分とちりとりを完璧に合わせるため、何度も微調整を繰り返すことで、唯一無二の吊れる松本箒ちりとりセットを生み出しました。

     

    準グランプリ

    漆芸「Ether」

    佐々木岳人

     

    【講評】
    伝統と革新。和文化の精神と本賞のパーパスが形になって現れたような作品である。ファスナーは開かない。表面は革製品に見えて、革ではない。蓋を開けると、艶やかな漆が広がる。思い込みはあっさりと裏切られた。そして触れる人、使う人の想像力を広げるパワーに満ちている。作り手はこの様子を想像して、にんまりしているのではないか。多くの気配りを施しながら、見事な匠の技が軽やかに決まっている。楽しい驚きを受けた。(田中里沙)

    酒器「和nagomiの酒器」

    藤田和

     

    【講評】
    アールヌーボーの、植物に対する観察や繊細な造形化を透明なガラスの生命感と重ねていく精神との共通点をもっている。「和なごみ」では植物の線的な表現はよりライトだがそれがいくつものレイヤーや形の重なりあいによって、その場の雰囲気に浸透していくような共鳴を生み出している。漆や箔などの伝統技法をさりげなく幾重にもつかいながら、そこに「植物という生」のいきづかいをもたらす。現代的なエコロジーのとりこみといえる。(長谷川祐子)

     

    優秀賞

    カウンターテーブル
    「Floating Boat Counter -舟のように浮かぶカウンターテーブル-」

    児玉理文(一級建築士)石川大樹(一級大工技能士/二級建築士)

     

    【講評】
    日本建築の伝統的技術である「舟肘木」をモチーフに、住まいの中心である家族のくつろぎの場所で建築と家具を一体化する実用性と日本の木構造の美しさを現代に生かした優れた作品である。舟肘木は日本の伝統的建築の中で住居系の建築、京都御所清涼殿、園城寺光浄院客殿等で使われ、寺社建築の斗栱とは異なる優美で品格のある構造意匠である。その美しく洗練された舟肘木をモチーフに建築と一体化したテーブルとして立体的に構成し、住まいの中心として家族が楽しく集まる美しい空間を作り出している。(堀越英嗣)


    折りたたみ式正座補助椅子
    「patol stool SEIZA」

    平山日用品店 平山和彦・真喜子

     

    【講評】
    折りたたみ式の正座補助椅子であり、すぐにでも実用化できそうなコンセプトで、審査員からも好評であった。畳文化を気軽に楽しむのには、うってつけの補助器具で、めっきり正座の機会の減った現代人には強い味方になりそうだ。椅子の高さやサイズ感、それに細かく折りたためる収納あたりが、いい塩梅で、今までにはなかったものである。身体のサイズに対応したバリエーションや蝶番のデザイン性の検討など、さらに美しくなる可能性を秘めた傑作である。(秋元雄史)

     

    日本の伝統文化と未来の伝統に繋がるアートワークから目が離せない。

     

  • 『初音ミク』デビュー15周年を記念した伝統工芸・江戸切子グラス登場

    28.August.2022 | ANIME&GAME / FASHION

    日本を代表するバーチャル・シンガー『初音ミク』のデビュー15周年を記念した「初音ミク デビュー15周年記念 江戸切子グラス」が、2022年8月17日(水)より、390点限定でPREMICOオンラインショップにて販売開始した。

     

    『初音ミク』をイメージした特注のブルーグリーンの色被せガラスに、透明感のある歌声を精緻な文様で表現。江戸切子は国の伝統的工芸品にも指定されているガラス工芸。光を透過して煌めく美しい表情は、ガラスのアートとなっている。「江戸切子協同組合」に加盟する老舗工房の職人により、一点一点、手作業で作られている。

     

     

    特製桐箱に収めて届けられる、江戸切子グラスはイラストレーター・岩十氏による、本商品のための描き下ろしイラストを使用したアクリル展示台が付属している。

     

     

     

     

     

    今しか手にはいらないスペシャル江戸切子グラスをお見逃しなく。

     

     

    Art by 岩十 (c) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net

  • 土屋鞄が手掛ける「ガラス器」の専門店「TSUCHI-YA」が浅草・かっぱ橋道具街通りにオープン

    22.August.2022 | FASHION / SPOT

    土屋鞄製造所は、グラスを中心とするガラスの器と工芸を取り扱う専門店「TSUCHI-YA(つちや)」をプロデュース。東京・浅草のかっぱ橋道具街通りに「TSUCHI-YA(つちや) 浅草合羽橋本店」を2022年8月18日(木)にオープンした。

     

    「TSUCHI-YA(つちや)」では、ものづくりにこだわっている全国13都道県の工房やアトリエで活躍する、“ガラス工芸の作り手”35人以上の作品を購入することができる。

    取り揃えるアイテムのコンセプトは、「コップ一杯の水を、ガラスで美しく。」日常使いしやすい透明度の高いグラスを多く揃え、フォルムや表面に施したカットの美しさと、注ぐドリンクの色味の双方を楽しめる逸品が並ぶ。

     

    一つ一つ表情が異なるハンドメイドならでは個性や色味と、モダンなデザインが特徴のガラス器に加え、高度な技術と自由な発想を取り入れ、伝統文様を現代風にアレンジした日常使いしやすい切子などが登場。

     

    各製品の技法も多彩だ。ガラスをカットして繊細な細工を施す「切子」のほか、砂を吹き付け表面を削り緻密な模様を描く「サンドブラスト」、息を吹き込み成型する「吹きグラス」など、様々な製法で手作りされる逸品をラインアップする。

     

    使用済みの瓶を溶かしたリサイクルガラスを採用した、沖縄の伝統工芸品の琉球ガラスや、木や革などの端材を利用したコースターなどサステナブルなアイテムにも注目してほしい。

     

    内装デザインは土屋鞄の店舗も手掛けるクリエイティブチームが担当。1階はダークな色調で透明なグラス器をより美しく魅せる。2階は、天井と壁、床一面を白で統一した高級感のあるギャラリーで、カラフルな切子のグラスやアクセサリーのほか、花器やオブジェなど芸術的な製品を販売。

     

    「TSUCHI-YA」は、土屋鞄が育んできた“ものづくりへの想い”を込めたショップ名で、丁寧な手作業による“日本製のガラス器”の魅力を発信する専門店としてローンチした。開業の背景には、土屋鞄が掲げる『人とものと時間を大切にする、日本の「丁寧」を世界へ。』というビジョンがある。

     

    伝統工芸士の切子職人や国内外で活躍するガラス作家ら35人以上による、現代のライフスタイルと日常になじむデザインのガラス器とガラス工芸をその目で確かめてみて。

     

  • テレビアニメ「鬼滅の刃」を日本の伝統工芸技術で表現!彫金マグネット&彫金ステッカー発売

    10.July.2022 | ANIME&GAME / FASHION

    サンスター文具株式会社は、テレビアニメ「鬼滅の刃」に日本の伝統工芸である「彫金」と「七宝焼」の技術を応用した新しい美術工芸品『彫金マグネット』『彫金ステッカー』を、2022年7月下旬に発売する。

     

     

    テレビアニメ『鬼滅の刃』 彫金マグネット 1,320円(税込)

     

     

    「彫金メタルアート -CHOKIN METAL ART-」シリーズとは、日本の伝統工芸である『彫金(ちょうきん)』と『七宝(しっぽう)』を融合させた新しい美術工芸品。

    古くは兜、日本刀の装飾であった彫金技術を独自に解釈し発展させ、人物やキャラクターの表情、凹凸を彫刻で表現した。ただのエンボス加工では無く、職人の手によりミリ単位で絵柄と彫刻を合わせ、デザインを立体的に浮かび上がらせる。

    日本の工芸技術の『七宝焼』の色の焼き付け技術を応用し、従来の印刷技術では表現できない陶器のような独特な色合いの表現を可能にしている。

     

    テレビアニメ『鬼滅の刃』 彫金ステッカー 1,100円(税込)

     

    素材は、国産高級車にも使用される、純度99%以上の高純度アルミを使用。不純物が含まれない高純度アルミにより、普通の紙の印刷では表現できない美しいメタリックな表現が可能となった。

     

    今回は彫金マグネットと彫金ステッカーの2アイテム各7柄を発売。柄は「竈門炭治郎」「竈門禰豆子」「我妻善逸」「嘴平伊之助」「胡蝶しのぶ」「冨岡義勇」「煉獄杏寿郎」の全7柄となっており、2アイテム共通デザインとなる。

     

    *禰豆子の「禰」は「ネ+爾」が正しい表記となります。

    *煉獄の「煉」は「火+東」が正しい表記となります。

     

    ©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

     

  • 世界最⼤級のクリエイターSNS「Behance」にて⽇本の伝統⽂化を発信するプロジェクトスタート

    29.June.2022 | FASHION

    アドビが運営するクリエイターが⾃⾝の作品を公開している世界最⼤級ソーシャルネットワークサービス「Behance」を使って、⽇本の伝統⽂化および伝統⼯芸を世界に発信するプロジェクトがスタートした。NFT に対応する Behance で作品を紹介し、伝統⼯芸を⽣み出す職⼈たちへの新たな収益モデルの確⽴を目指す。

     

    ⽇本には世界に誇るべき素晴らしい伝統⼯芸が多数ある。⼀⽅で、地域の伝統的なものづくり産業のデジタル化や、海外市場への情報発信はまだまだ課題が多く残っている。

     

    ⽇本政策投資銀⾏が 2018 年に発表した『地域伝統ものづくり産業の活性化調査』によると、1980 年頃に ⽇本の伝統⼯芸の⽣産額がピークを迎えた。それ以降、バブル崩壊による不景気や安価な海外製品の台頭、ライフスタイルの変化によって ⽣産額は年々減少している。現在はピーク時と⽐較すると、5分の1、約1,000億円程度の⽣産額に落ち込んだ。また、従事者も⾼齢化しており、職⼈技術の継承が困難になっているのが現状だ。

     

    Behance では、作品から刺激を受けたり、ヒントを得たりするだけでなく、⾃分の作品を公開して評価やコメントをもらうこともできる。企業のマーケターたちもキャンペーンやコラボレーションを実施する際にクリエイターを Behance で探しており、過去には Behance に作品をアップしていた⽇本のクリエイターがニューヨークタイムスの表紙のイラスト制作を依頼された。

     

    厳しい状況の中で挑み続ける⽇本の伝統⼯芸の魅力を発信し、さらなる活躍をサポートするプロジェクトから目が離せない。

     

  • 日本酒の価値をNFTアートで世界へ!純米大吟醸『飛騰 ASCENDING』『燈火 ILLUMINATING』登場

    19.May.2022 | FASHION / FOOD

    日本酒の作品価値をNFTでも持続的に保護しブランディングする仕組みを取り入れた純米大吟醸『飛騰(ひとう) ASCENDING』『燈火(とうか) ILLUMINATING』が数量限定でリリースされた。


    日本の原点ともいえるアナログなものづくりを追求すると同時に、最新のNFT技術を用いることで日本酒業界の課題解決にも取り組んでいる。オートメーション化が進みAIが台頭する時代であるからこそ、人が手間を惜しまず本物を追求した日本の伝統的なものづくりの真価を、今、世界に伝える。

     

     

    生酒の『飛騰』を含むペア日本酒。特定の時期、主に日本でしか味わえないという魅力がある一方で、生酒は常温保存に適さず美味しく消費できる期間が限られるため、価値を上げづらかった従来のデメリットを、NFTによって解消することを試みた。
    酒自体を消費したあとも、『飛騰』『燈火』の価値を保ち続け、そこに込めたメッセージを世界中に届けたいとの思いから、『飛騰』『燈火』の製造年シリアルナンバーと紐づけられた、パッケージの龍と鳳凰の浮世絵が対となるNFTアートが、希望する人に発行される。

     

    ストーリー

     

    米 戸邊米
    環境負荷をおさえ次世代に希望をつなぐため、新潟県十日町にて農家自らが自給自足生活を営みながら、20余年にわたる無農薬無肥料人力栽培に取り組み、日本一の評価を得た超希少なコシヒカリ“戸邊米”。総生産量の約3分の1をこの日本酒に、麹から全て使用している。

     

    水 ゼロ磁場地下水

    諏訪大社、豊川稲荷、天河弁財天、伊勢神宮、高野山など数々の聖地が存在し、“龍脈”とも呼ばれる巨大断層・中央構造線。その真上にあり日本有数のパワースポットとして各種メディアでも取り上げられている、長野県伊那市分杭峠ゼロ磁場地下水を100%使用。

     

    醸造 小野酒造店

    時に厳しい冬の自然と向き合いながら、今日に至るまで”人の手による本物の酒造り”にこだわり、真摯に歩み続けてきた。蔵人たちが挑んだのは、これまで経験したことのない超少量仕込み。戸邊米の“環境を生かす”という発想に基づき、冷暖房設備にたよらない自然温度下の特別室にて、日夜杜氏の徹底的な管理のもと醸された。

     

    外箱 浮世絵師・旬
    オブジェとしても飾れる外箱紙管には、登龍門の滝で鯉が龍に変容していく際の力強い上昇と、火の鳥鳳凰が舞い降り世界を隅々まで照らしていく姿の描き下ろし浮世絵をあしらった。コロナ禍において多くの業界が打撃を受け、世の中が閉塞感を抱えている昨今であるからこそ、新たな道が切り拓かれ、ひたむきに生きる人たちに光があたるように、という願いも込められている。

     

    瓶絵付け 丸嘉小坂漆器店
    月(水)と太陽(火)、異なる価値観が受け入れられ調和する世界、メイドインジャパンを象徴する円。ガラスへの漆絵付けの先駆的存在であり高い技術を誇る長野県塩尻市・丸嘉小坂漆器店の職人の手仕事により、純プラチナと純金箔を用いて絵付けされている。

     

    製造年とナンバーを漆で印字、特別版は蒔絵仕様に

    ナンバー1のみ、絵付けを高蒔絵技法とした特別仕様に。特に縁起の良い番号7・8・77・88も、シリアルナンバーを蒔絵仕様とした。特別版の売り上げは全て、持続可能な農業、酒造りをはじめとした日本の伝統的なものづくりの維持普及・世界に向けた発信に使用する。

    新しい時代の日本酒を手に取ってみてはいかが?

  • 『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021』公開記念浮世絵木版画 限定発売

    05.April.2022 | ANIME&GAME / FASHION

    世界に誇る浮世絵の基礎となる彫りと擦りの伝統工芸技術を継承するために、伝統を守りつつ新しい挑戦を続け、様々な作品をプロデュース・企画・制作する株式会社版三は、2022年3月4日に公開された、『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021』の公開記念 浮世絵木版画を3月30日(水)より発売した。

     

    公開記念浮世絵木版画では、ドラえもんやのび太たちが、ひみつ道具「スモールライト」で小さくなり、ピリカ星のパピのもとへ駆けつけるシーンがデザインされた。「スモールライト」から放たれる光には、江戸模様の七宝柄を施しており、この模様はどちらの方向にも限りなく繋がり伸びていく文様であることから、縁起が良いとされている。
    また、映画の中でもキーアイテムとなる、ひみつ道具「スモールライト」のシルエットを切り取った特別製の台紙が特徴で、宇宙の雄大さと星々の瞬きを表現した特別額入りの製品となっている。

     

    浮世絵木版画制作の様子

     

    職人による彫り作業

    職人による摺り作業

     

    彫り、擦りに使われた版木(はんぎ)の一部。色別に版木を何枚も彫り、その版木の数だけ何度も擦り重ね、やっと一枚の浮世絵木版画作品が完成する。

     

     

     

    江戸時代から伝承された彫師、摺師の非常に繊細で高度な技術により、一枚一枚、何とも言えない手づくりの風合いが醸し出される逸品に注目してほしい。

     

  • 温泉旅館「界 鬼怒川」にて「200年の歴史を継ぐの若手職人による工房ツアー」開催

    24.January.2022 | FASHION

    栃木県鬼怒川温泉にある温泉旅館「界 鬼怒川」は、2022年1月10日(月)から3月28日(月)までの期間限定で「200年の歴史を継ぐ黒羽藍染の若手職人による工房ツアー」を開催する。栃木県伝統工芸品「黒羽藍染」の技を今に伝える若手職人・小沼 雄大(おぬま ゆうた)氏の案内のもと、工房を見学。デザインから型紙制作、染め上げまでの全工程を担う、小沼氏の技や使い込まれた道具、200年引き継がれてきた藍甕(染料の藍汁をためておくかめ)を見ることができる。また、老舗紺屋(江戸時代に染物屋を指した言葉、またはその主人のこと)ならではの伝統的な模様から、小沼氏が生み出したオリジナルのものなど、約6000種もある模様の中から生まれた作品や、その元となる型紙を見学できるのも魅力だ。

     

    黒羽藍染職人・小沼 雄大氏と藍甕

     

    黒羽藍染とは栃木県伝統工芸品に指定されている藍染め。初代、紺屋新兵衛が舟運が盛んだった野州黒羽の地(現在の大田原市黒羽地区)に藍甕を埋め込み、材木商の印半纏(背・えりなどに家号・氏名などを染め抜いた、はんてん)を染めていたのがその始まり。豆汁に松の根を燃やして作る良質なすす(松煙墨(しょうえんずみ))を混ぜて、下染めする技法を用いており、藍の色合いが濃く、色褪せにくくなるのが特徴的となっている。

    型紙を彫る様子

     

    工房では、小沼氏から黒羽藍染の特徴や歴史の説明を受けた後、実際に小沼氏が使っている型紙や道具、藍甕を見学しながら、「型染め」と呼ばれる伝統技法のプロセスを教わることができる。デザイン考案から、染めるための型紙づくり、糊付け、染色、洗い、乾燥など、多くの工程が職人一人の手で行われていることを知ることができ、一見、深い茶色に見える藍甕の液を通した布がなぜ、鮮やかな藍色になるのか、どのように濃淡をつけるか、その秘密を代々引き継がれてきた藍場(藍甕が並ぶ場所)を見ながら解説する。

     

    多彩な模様が特徴の小沼氏の作品

     

    工房に併設されているギャラリーには、小沼氏が手がけた作品が並ぶ。市松模様や麻の葉模様など、老舗紺屋ならではの古典模様から、小沼氏自らがあみ出したオリジナルのものまで、約6000種類の模様を駆使して多彩な作品が生み出されている。作品を見るだけでも楽しめるが、模様に込められた縁起担ぎの意味合いや当時の文化を作り手から教わることで、より黒羽藍染の奥深さを知ることができる。また、型紙を使わない、小沼氏オリジナルのモダンな模様や、マスクやスニーカーなど現代の生活にも取り入れやすい作品も見どころだ。

     

    黒羽藍染をしつらえた客室 「ご当地部屋 とちぎ民藝の間」

    黒羽藍染の灯籠

    オリジナルのバック

     

    界 鬼怒川のいたる所で黒羽藍染に触れることができる。客室には小沼氏が手がけたベッドライナーや障子、クッションなどを設えている。中庭を囲む通路には麻の葉模様が施された藍染めの灯籠が並び、夕暮れ時になると暖かい光が足元を照らす。また、ツアー参加者の特典として、小沼氏が今回のために制作したオリジナルのバックをプレゼント。型染めで染め上げられた菊の柄と小沼氏オリジナルの模様の2種から選べぶことができ、館内を移動する際の小物入れにもぴったり。

     

    黒羽藍染の団扇が並ぶ湯上がり処

     

    黒羽藍染の200年の歴史に触れることができる工房ツアーに参加してみては?

  • 漆の表現を探求し続ける『丸嘉小坂漆器店』ポップアップが東京ミッドタウンにて開催

    14.January.2022 | FASHION / SPOT

    サステナブル・エシカルをテーマに日本全国の工芸作家・工房の商品など、暮らしの道具を扱うWISE・WISE tools 東京ミッドタウン店は、2022年1月7日(金)から1月23日(日)までの期間限定で、「丸嘉小坂漆器店」ポップアップを開催中。

    重要伝統的建造物群保存地区に選定され、国内有数の漆工の町として知られる、長野県木曽平沢。透き通る硝子に日本的な美を体現する漆を纏わせた、新しい漆器の数々がラインアップする。

     

     

    丸嘉小坂漆器店は、木曽漆器の伝統を受け継ぎながら現代の暮らしに映える新たな漆の表現を探求し続ける職人工房。
    熟練の職人の手仕事で一色ずつ塗り重ねられていく「漆硝子」は、日本の伝統的な美意識を体現する漆の色彩と透きとおる硝子の素材感が合わさり、伝統と革新が共存する唯一無二の魅力を放つ。

     

    木曽漆器の伝統が息づく地で新たな漆の表現の可能性を広げる「丸嘉小坂漆器店」ポップアップへ足を運んでみては?

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