六本木で開催中の「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」を村田倫子がナビゲート

01.December.2017 | FEATURES / SPOT

六本木・森アーツセンターギャラリーで絶賛開催中の「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」。

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日本をはじめ世界中で愛されているドラえもんと、28組の現代アーティスト作家がコラボレーションした作品が出展している話題のアート展です。「あなたのドラえもんをつくってください」をテーマに、村上隆や蜷川実花など人気のアーティストが数多く参加しているのも見所! 今回ナビゲーターを務めてくれる村田倫子ちゃんも、ブルーのワントーンコーデで溢れるドラえもん愛を表現してくれました。

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会場となるのは、東京メトロ日比谷線、都営大江戸線の六本木駅からほど近い森アーツセンターギャラリー。六本木ヒルズ内に位置しているので、展覧会帰りにお買い物を楽しむこともできます。

会場を入ると、まずお目見えするのが村上隆氏による巨大な絵画作品。細かな所まで丁寧に描かれたドラえもん名シーンの数々は、是非会場でじっくりと堪能してみて欲しい!

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本展覧会は、巨大な作品が数多く出展されているのも見所のひとつ。藤子・F・不二雄氏の描いたドラえもんワールドに負けない、大迫力の作品の数々に度肝を抜かれること確実です。

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会場には、増田セバスチャン氏も登壇。映画『のび太のドラビアンナイト』にインスパイアを受けたという作品、「さいごのウエポン」は、なんとファーやおもちゃで巨大ドラえもんを制作! 原宿KAWAIIカルチャーのエッセンスが凝縮されたドラえもんは、迫力満点です。

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絵画や写真作品だけでなく、強烈な個性を発している立体作品が目白押し! こちらは小谷元彦氏による「救世銅鑼エ門」。漫画的デフォルメを排した、スタイリッシュなドラえもんの解釈が斬新です。

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こちらは森村泰昌&ザ・モーヤーズ氏による「ドラス」(※2002年出展作品)。ドラえもんをまるごとドレスにした作品は、正面だけでなく背後も注目ポイントなのでお見逃し無く! 倫子ちゃんは作品のインパクトに唖然としつつも、負けじと同じポーズを決めてくれました(笑)。

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鴻池朋子氏やシシヤマザキ氏、しりあがり寿氏などによる映像作品は、何度も繰り返しみたくなる中毒性の高さが魅力! 倫子ちゃんのお気に入りは、雪景色の白が印象的な鴻池朋子氏の「ドラえもんの歌on 森吉山」。雪山で独唱する鴻池さんの、病みつきになる歌声は是非会場で聴いてみてください。

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ドラえもんで忘れちゃいけないのが、キャラクターの魅力。お正月的めでたさを感じさせるこの作品は、町田久美氏の「星霜」。高知和紙のキャンパスに墨や金箔など、和テイストを感じさせる画材にも注目です。

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倫子ちゃんいちばんのお気に入りは、奈良美智氏のドラミちゃんをテーマにした作品群。「この「依然としてジャイアンにリボンをとられたままのドラミちゃん@真夜中」という作品のタイトルはもちろん、吸い込まれるような画面の引力は本物を間近でじっくり堪能して欲しい! 今までドラミちゃんをしみじみ見ることはなかったけれど、実はかなりスペック高い設定なんだよね。」と、奈良美智ワールドにすっかり魅了されてしまったご様子。

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心温まる日常の切り抜き加減が印象的だったと、こちらも倫子ちゃんイチオシの「私の家のドラえもんの写真」。ドラえもんを主軸に、梅佳代氏の家族の思い出を収めたポートレイト。おじいちゃんが可愛すぎます!

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ドラえもんとのデート風景をフィルムに収めた、蜷川実花氏の「ドラちゃん1日デートの巻2017」。こちらは過去に制作された作品も併せて展示されているので、見比べて見るのもオススメです。

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ミュージアムショップでは、本展でしか買えない限定グッズも多数販売されています。原作のシーンがコラージュされたリュック(税抜13,000円)など、ファングッズとしてだけでなくファッションアイテムとしても優秀なものばかり。

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本展に参加したアーティストのグッズもラインナップ! こちらは、コケティッシュな魅力溢れる増田セバスチャン氏のグッズたち。

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会場に隣接するカフェ、THE SUNでは、コラボメニューも登場! じっくり展覧会を楽しんだあとは、ここでしか食べることの出来ないオリジナルメニューを味わって余韻に浸るのもいいかも。

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ラストは、倫子ちゃんによる本展の感想でお別れです。

「どの作品も切り口が斬新なものばかりで、今までにない新たなドラワールドを垣間見ることが出来ました。また、それぞれの個性を出しつつも世界感がぶれない、原作の懐の深さも改めて感じられてすごい漫画だなと実感! たくさんのアーティストの方によって生まれ変わったドラえもんは、新たな発見もたくさんあるのでみなさん是非足を運んでみてください。」

 

「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」は2018年1月8日まで開催しているので、年末年始のお出かけプランに組み込んでみてはいかが?

 

■Information

THE ドラえもん展 TOKYO 2017

開催期間:2017年11月1日(水)〜2018年1月8日(月・祝) ※会期中無休

場所:森アーツセンターギャラリー (六本木ヒルズ森タワー52階)

住所:東京都港区六本木6-10-1

開館時間: 10:00〜20:00(火曜〜17:00)※入館は閉館の30分前まで

観覧料:当日 一般/1800円、中学生・高校生/1400円、4歳〜小学生/800円

前売り・団体 一般/1600円、中学生・高校生/1200円、4歳〜小学生/600円

※価格は全て税込

 

カフェ「THE SUN」(六本木ヒルズ森タワー52階)

コラボレーション期間:2017年11月1日(水)~2018年1月8日(月・祝)

営業時間:11:00~22:00(フードL.O.21:00/ドリンクL.O.21:30)

※「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」、展望台、森美術館のいずれかの入場券が必要

※期間中は限定メニューがラインナップされています

 

Model:Rinko Murata @rinco1023

Writer:Ryoichi Komaba

Photographer:Haruka Yamamoto

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  • TOKYO発次世代クリエイティブ・ガールズ・コレクティブ「bala」が本格始動

    04.March.2023 | FASHION / MUSIC

    東京を拠点に活動するガールズ・アーティストとクリエイターによるコレクティブ「bala」がついに本格始動。3月8日に1stシングル「barla」をリリースします。

     

    bala(バラ)は、MANON、SUNNY ONLY 1、DAN、KANOからなる、それぞれにグローバルなバックグラウンドとルーツをもったクリエイティブ集団。世界で同時多発的に進行している様々なZ世代ユースカルチャーと共鳴しながら、DNAに組み込まれた日本発のポップカルチャーと融合させたハイブリッドな表現を求め、グローバルに発信していくことをコンセプトに活動していきます。

     

    3月8日にリリースされるデビュー曲「barla」は、Mondo Grosso名義でも数々のヒット曲を持つ大沢伸一がプロデュースを手掛け、ケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)とリリックを共作。Y2Kカルチャーが各所でリヴァイバルするなか、次の音楽トレンドとして復活の兆しを見せている90年代末のフィルターハウス・サウンドをいち早くフィーチャー。次世代のポップカルチャーを牽引していく彼女たちのテーマ曲に相応しいグルーヴィーなダンスチューンとなっています。

     

    <大沢伸一 コメント>
    超個性的メンバーが集まったbalaの幕開けに立ち会えて光栄です。ケンモチさんとも事実上初の共作が出来て念願が叶いました。

     

    <ケンモチヒデフミ コメント>
    balaの皆さん、大沢伸一さん、異色の様々な才能が混ざり合った楽曲に私もご一緒出来てとても嬉しく思っています。今この瞬間にしか出てこない、みんなのエネルギーが詰まった一曲になりました!

     

  • 銀杏BOYZなどのジャケットイラストを手掛ける江口寿史のイラストレーション展『東京彼女』が東京ミッドタウン日比谷にて開催

    08.February.2023 | SPOT

    東京ミッドタウン日比谷は、街と人の魅力を伝え続けてきたクリエイター江口寿史氏によるイラストレーション展『東京彼女』を2023年3月14日(火)~4月23日(日)に開催する。当展示のために特別に描き下された、日比谷の街にたたずむ「彼女」の新作イラストを中心に大小さまざまな「彼女」の展示を展開していく。

    銀杏BOYZ「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」CDジャケット(2005)

    大滝 詠一「A LONG VACATION」40th トリビュートイラスト(2021)

     

    漫画家・イラストレーターとして活躍する江口寿史氏は、東京という街と街の中で輝く人々の瞬間を克明に描き、街と人の魅力を伝え続けている。今回、東京ミッドタウン日比谷が5周年を迎え、日比谷エリアの様々な場所も周年を迎えることから、日比谷ならではの特別展示として江口寿史イラストレーション展『東京彼女』が実現した。
    本展示では、東京ミッドタウン日比谷での展示のために新たに描き下された、日比谷の街にたたずむ「彼女」の新作がお披露目するほか、江口氏が80〜90年代に愛用した画材パントーン・オーバーレイによる初公開の原画作品も多数展示される。

     

    また、期間中はサイン会をはじめ、江口氏本人がその場で対象者の似顔絵を描き下ろす「ライブスケッチ」や、イラストを描くコツを伝授する「ワークショップ」も開催。

     

    時代を代表するクリエイターの、魅力的な東京の「彼女」たちに会いに、ぜひ足を運んでみてはいかが?

     

    ©2023 Eguchi Hisashi

  • 『映画ドラえもんのび太と空の理想郷』公開記念、巨大なドラえもんの飛行船のネーミング募集

    20.January.2023 | ANIME&GAME / MOVIE

    2023年3月3日(金)、シリーズ42作目となる『映画ドラえもんのび太と空の理想郷(ユートピア)』が公開する。映画の舞台は「空の理想郷(ユートピア)」。のび太たちは、オリジナルのひみつ道具・タイムワープ機能付きの飛行船『タイムツェッペリン』で、誰もが一度は想像したことがある夢のようなユートピアを探しに大冒険へと飛び立つ物語となっている。この映画の公開を記念して、『空飛ぶドラえもんプロジェクト』が1月14日(土)より開始した。全長17mもの本物のドラえもんの飛行船が製作され、飛行船のネーミングの募集も開始した。

     

    飛行船は、映画ドラえもんの世界観をイメージしたデザインに。表面には進行方向を向いたドラえもんが、裏面にはのび太・しずかちゃん・スネ夫・ジャイアンの4人が描かれている。全長は17mで、日本最大の無人飛行船。大きな船体に描かれたドラえもんが実際に空を飛んでいるように感じるデザインになっている。

    2023年春、今度のドラえもんたちの冒険の舞台は「空」。誰もが一度は想像したことがある夢のようなユートピアを探しに、ドラえもん達が空をかける大冒険へと飛び立つ。

     

    『空飛ぶドラえもんプロジェクト』には、いまの時代、もう一度子供も大人もみんなで上を向き、夢と希望をもって前進できる気持ちを伝えていこうというメッセージが込められている。

     

    飛行船の名前を決める「飛行船ネーミングひみつ会議」に参加して、思い思いのアイデアを応募してみてはいかが?飛行船イベントの準備をしているドラえもんやのび太たちからも、渾身のネーミングが出てくるかも?詳細は公式サイトにて公開されているのでチェックしよう。

  • 『ドラえもん』デザインのオリジナルシャツ、のび太の部屋をイメージしたシャツが登場!

    22.December.2022 | ANIME&GAME / FASHION

    小学館のライフスタイル雑誌通販から誕生した、遊び心ある生活商品を取り扱う通販メディア『小学館百貨店』では、2022年12月15日(木)より、『ドラえもん』デザインの、シャツメーカー「河谷シャツ」製の長袖シャツを販売開始する。小学館百貨店だからこそお届けできる、ファン喝采の仕掛けも満載、遊び心いっぱいのオシャレで個性的な一着だ。

     

    のび太の部屋をイメージしたシャツが登場!

    『小学館百貨店』が、2011年誕生の東京のブランド「河谷シャツ」に依頼して開発したのが、大人が楽しく着られる、『ドラえもん』デザインの長袖シャツ。「河谷シャツ」は大人向けカジュアルシャツ作りを得意としており、本品には同ブランドのこだわりと、ドラえもんファン喝采の仕掛けがたくさん詰め込まれている。

     

    前身頃はさわやかな緑のストライプとテープで、のび太の部屋の畳を表現。背面は白とチェック柄でシンプルに。

     

     

    背中内側の一部は『ドラえもん』のひみつ道具・タケコプターの総柄があしらわれている。

    首元のボタンは、ドラえもんの鈴をイメージして、鮮やかな黄色を採用。

    左の胸ポケットの裏地を引き出すと、刺繍のドラえもんが現れる。「タイムマシン」の出入り口である、のび太の机をイメージしたデザイン。

    のび太の部屋をイメージしたシャツには、のび太が欠かせないということで、前身頃右下には、昼寝に興じるのび太の刺繍が施されている。

    前身頃袖の補強パッチ(ガゼット)もポイントです。本格的なシャツを作る「河谷シャツ」のこだわり。

    サイズはSからXLまで4種類。綿100%で着心地は良く、インナーを調整することで年中着られる。遊び心ある個性的なデザインに心躍ること間違いなしの一着だ。

     

     ©Fujiko-Pro

  • エストニア・タリンのクム美術館でチームラボの個展がオープン

    15.December.2022 | FASHION / SPOT

    アート集団チームラボは、北欧最大級の美術館であるエストニア・タリンのクム美術館にて、2022年11月11日(金)に個展をオープンした。クム美術館は、18世紀以降のエストニア美術の膨大なコレクションを所蔵し、2008年には欧州最優秀美術館賞(The European Museum Forum=EMF)を受賞した、エストニアを代表する美術館となっている。個展は、2023年5月7日(日)まで開催する。

     

    チームラボ《teamLab:Impermanent Flowers Floating in a Continuous Sea》 

     

    teamLab: Impermanent Flowers Floating in a Continuous Sea」と題した本展では、全てが繋がっている一つの連続した海の中で、花々が誕生と死を繰り返しながら、増殖していく作品群が展示される。来場者は、作品空間に身体ごと没入し、自分と作品との境界のない世界を体験することができる。

     

     

    《Black Waves: Immersive Mass》は、全て繋がっている一つの連続した波でできた作品。始まりも終わりもなく、来場者は、波でできた塊と対峙し、作品空間を進んでいくと、やがては波に引き込まれ、作品空間と連続していく。

    古典的な東アジアの美術の波は、よく線の集合で表現されるが、線の集合でできた波は、それらが流れの中の一部であることを気が付かせてくれる。そして、その線の集合には、波が生き物であるかのように、どこか生命を感じる。

     

    チームラボ《Black Waves:Immersive Mass》©チームラボ

     

    《Black Waves: Immersive Mass》の海の中に現れる作品《増殖する無量の生命》は、花々が誕生と死を繰り返しながら、増殖と死滅を繰り返し、時間とともに移ろっていく。人々が花々にふれると、花々は散って死んでしまう。

     

    チームラボ《増殖する無量の生命》©チームラボ

     

     

    本展では、この他に、燃焼する気体の流れによって描いた線の集合で炎を描く作品《憑依する炎》も展示する。この作品は、来場者がアプリ《Distributed Fire》を持って作品の炎に近づくことで、スマートフォンに炎がともり、作品を持ち帰ることができる。持ち帰った炎は、他の人のスマートフォンに近づけると、同じように炎がともり、炎をつなげることができます。炎を誰かにつなげ、その炎がまた他の誰かにつながっていくことで、炎は、世界中に広がっていく。
    作品は、人々のネットワーク上に分散して存在し、分権型のアートとなっていく時、オリジナルが消滅しても存在し続ける。

     

    チームラボ《憑依する炎》©チームラボ

     

     

    クム美術館 Photo:Tõnu Tunnel. Courtesy of the Art Museum of Estonia.

     

     

    エストニアを代表するクム美術館でチームラボの世界観に飛び込んでみては?

  • 冬のキャンプを盛り上げる『ドラえもん』デザインの寝袋とネックウェア登場

    14.December.2022 | ANIME&GAME / FASHION

    2022年12月8日(木)より、『ドラえもん』デザインの、ダウンメーカー・NANGA製「スリーピングバッグ(寝袋)」とスペインブランド・BUFF製「ネックウェア」の販売が遊び心ある生活商品を取り扱う通販メディア『小学館百貨店』にて開始した。機能性にもこだわったアウトドアに大活躍する野遊び道具となっている。

     

    「NANGA(ナンガ)」は真綿布団の名産地・滋賀県米原市で1941年に創業した「横田縫製」をルーツとする、日本屈指のダウンメーカー。使用するダウンはすべて国内の優れた技術で洗浄・精製し、高性能な製品を世に送り出している。
    そんなキャンパー憧れの「NANGA」と「小学館百貨店」が作り上げた夢の寝袋が、この「ドラえもん」デザインの寝袋だ。

     

    スリーピングバッグ

     

     

    青・白・赤でドラえもんをイメージしたカラーリングに加え、表生地の白部分に首輪の鈴や四次元ポケットも再現されている。裏地には総柄でコミカルなドラえもんのイラストがプリント。機能面も充実しており、立体的なフードがストレスなく頭部を包み込む設計になっている。顔まわりはドラえもんの赤い首輪をイメージしてデザインされた。

     

    ネックウェア

    付属している収納袋は直径約20cm×高さ約40cmとコンパクトに収納できるので、リュックに入る大きさで持ち運ぶことができる。
    使い勝手のよさと、ドラえもんに包み込まれるようなデザインに、冬のキャンプが盛り上がること間違いなしの逸品をチェックしよう。

     

    ©Fujiko-Pro

     

  • W大阪×ネイキッド初コラボ『W Osaka×NAKED, INC. Xmas Garden』開催決定

    12.December.2022 | FASHION / SPOT

    株式会社ネイキッドが、ラグジュアリー・ライフスタイルホテル「W大阪」と初コラボレーションし、W大阪の4F「WET DECK(ウェットデッキ)」にて、2022年12月15日(木)〜12月25日(日)まで、クリスマスイベント『W Osaka × NAKED, INC. Xmas Garden』の企画・演出・制作を実施する。本イベントを象徴するアートモニュメントそしてクリスマスツリーとして、村松亮太郎 / NAKEDによる、世界と繋がる参加型アートプロジェクト『DANDELION PROJECT』(ダンデライオンプロジェクト)がW大阪に初展示される。本展示は、ネイキッドが京都市、宇治市、滋賀県大津市とともに発信する次世代型アートプロジェクト『NAKED GARDEN ONE KYOTO』の一環として行われる

     

    注目の「W大阪」に気鋭のアート『DANDELION』が初登場、光のアート空間に

    2021年に開業以来、斬新で革新的なホテルとして注目を集める「W大阪」。本イベントを象徴するアートモニュメントとして、また、クリスマスツリーとして、世界と繋がるインタラクティブアートオブジェ『DANDELION』がW大阪に初登場。通常のDANDELION PROJECTの体験のみならず、W大阪限定でクリスマス演出が楽しめる時間も展開(※20分間が通常体験5分間クリスマス演出体験の合計25分間1セットでのループ)。クリスマス演出はDANDELIONの体験に合わせて、照明演出が連動、音楽はW大阪プロデュースの特別仕様となる。

     

    1年を締めくくり、来る年に向けて平和・平穏を祈るこのホリデーシーズンに、目的地となるホテルを目指し続けるW大阪から、世界に平和の願いを届ける。同期間、日本は平安神宮や世界遺産・仁和寺、京都国立博物館など、また海外はサウジアラビア・リヤドで開催の「アル・ムラバ」にも『DANDELION』が展示中。国や人種、思想に関わらず、世界中がネットワークで繋がり、一人ひとりの平和への願いを乗せた綿毛となって世界各地にタンポポの花を咲かせる。また、DANDELIONの展示だけでなく、会場となるW大阪4Fの「WET DECK」全体が光のアートに包まれるクリスマスの特別仕様にネイキッドが演出。入場者はWET DECKに隣接するバー「WET BAR(ウェットバー)」にて、オリジナルカクテルやシャンパーニュなどの中からワンドリンクを楽しむことができる。

     

    DANDELION PROJECT

    『DANDELION PROJECT』は、アーティスト 村松亮太郎による、タンポポのアートオブジェ『DANDELION』を世界各地に植樹し(設置し)、平和の象徴である花を世界中に咲かせていくアートプロジェクト。体験者が『DANDELION』にスマートフォンをかざすと、平和への願いをデジタルのタンポポの綿毛に乗せて、ネットワークで『DANDELION』が植樹されている世界各地に繋がり、リアルタイムでデジタルの花を届けることができる。大阪府での『DANDELION PROJECT』展示は、2021年の『OSAKA 光のルネサンス2021』、2022年10月のうめきた外庭SQUAREに続き、3回目。

  • 台湾・台北でネイキッドの人気デジタルアート展『NAKED OCEAN 』初開催

    05.December.2022 | FASHION / SPOT

    ネイキッドは、2022年12月23日(金)~2023年3月5日(日)の期間限定で、台湾の都市である台北国立台湾科学教育館にて、ネイキッドのIP(知的財産)である人気の体験型デジタルアート展『NAKED OCEAN IN TAIPEI 光之影海洋展 』を開催する。本展は、台湾最大手の展示会社「KHAM INC.寬宏芸術」とのコラボレーション企画となる。

     

    台湾でのネイキッドが企画する体験型アート展や作品発表は、2018年開催の『TOKYO ART CITY BY NAKED』、2021年から2年連続参加の台湾ランタンフェス、2022年夏開催の『NAKED URANAI』に続き、本展が5作目となる。2019年に中国・上海で発表し、その後日本では横浜で開催。台北は3年越しの『NAKED OCEAN』の開催地となる。
    『NAKED OCEAN』は、生命の起源であり、生態系を司る要素のひとつである「海の神秘」がコンセプト。まるで異次元に入り込んだような幻想的な風景と、ストーリー性のあるアート体験が人気を博し、ネイキッドを代表する作品のひとつとなっている。『NAKED OCEAN IN TAIPEI 光之影海洋展』は、これまでの『NAKED OCEAN』をさらにアップデート。色鮮やかなデジタルの海を探索し、そこに住むデジタルの生き物たちと触れ合うことで、水族館や海では見ることができない深海の世界を擬似体験することができる。海やSDGsについて考えるきっかけに繋げるアート体験を通して、人間と密接な関係にある「海」をより深く学べる教育機会にもなっている。

     

    To the Sea 

     

    Fluid Wall 

     

    Shoal of Shadows 

     

    Ocean Food Chain 

     

    Ocean Tunnel 

     

    Into The Deep

     

    PARADISE 

     

    LIFERIUM

    『NAKED OCEAN IN TAIPEI 光之影海洋展』のバックストーリーは、浅瀬の海底トンネルから海に入り深海6500mの世界を巡る、光と海の物語。プロジェクションマッピングやプログラミングを使ったテクノロジーアートとフィジカルな香りや音楽といったバーチャルとリアルが融合した「デジタルの深海世界」を味わうことができる。『NAKED OCEAN IN TAIPEI 光之影海洋展』で初となる新作のアート体験「Ocean Food Chain」が登場。 海で起こる食物連鎖を体で学べるインタラクティブアートとなっている。また、多細胞生物の起源に近いクラゲが壁に触れると生まれていくインタラクティブアート「Fluid Wall」、クジラが水先案内人となり色彩豊かな深海を旅する、壮大なプロジェクションマッピングショー「PARADISE」など、8つのエリアで構成。このデジタルの海のなかで、現実とファンタジーが融合したインタラクティブアート体験を楽しもう。

  • 日本人アーティスト・草間彌生の作品が「カタール・クリエイツ」の一環としてイスラム美術館で展示

    01.December.2022 | SPOT

    カタール博物館(Qatar Museums)は、カタールにおける多様な文化活動を監修、促進、奨励する、通年の文化活動プロジェクト「カタール・クリエイツ(Qatar Creates)」を展開しており、その一環としてドーハ及び国内の至る所に、国内外の著名なアーティストによる40以上のパブリックアート作品を展示している。

    この度、イスラム美術館(MIA)の敷地内に、日本人アーティスト草間彌生の象徴的なデザインによる大規模な屋外展示『My Soul Blooms Forever』が設置された。カタールで初めて公開される大型の作品が含まれており、色彩豊かで幻想的な植物や、象徴的な水玉模様のカボチャの立体造形などの壮大なインスタレーションを通して、アーティストの自然界に対する畏敬の念を表現している。この『My Soul Blooms Forever』は、カタールの「文化年(Years of Culture)」プログラムの10周年記念、また2012年の「カタール・日本文化年」のレガシーとして、202331日(水)までMIAパークにて展示されるのでぜひ足を運んでみてはいかが?

     

    Photo by Iwan Baan. Artwork © YAYOI KUSAMA. Courtesy David Zwirner, Ota Fine Arts, and Victoria Miro.

  • チームラボ、シンガポールの常設展「Future World」で新たに3作品を公開

    30.November.2022 | FASHION / SPOT

    アート集団チームラボの、シンガポール・マリーナベイ・サンズにある2つの展示が、リニューアル。美術館アートサイエンス・ミュージアムに2016年にオープンした、世界ではじめてのチームラボの常設展「Future World: Where Art Meets Science」(以下、Future World)では、新作を含む3作品が新たに展示される。また、Future Worldのすぐそばにある、巨大でインタラクティブな光の空間「Digital Light Canvas by teamLab」(以下、Digital Light Canvas)では、来場者の描いた様々な生きものたちによって創られる生態系の世界が新たに登場する。

     

    お絵かきフライト

     

    両展示において、来場者は、身体ごと作品に没入したり、複雑で立体的な世界を身体を使って体験したり、他者と共に新しい世界を創ったりといった体験をすることができる。

     

     

    Future World

    「共創」をコンセプトにした「未来の遊園地」シリーズの《お絵かきフライト》は、来場者が描いた飛行機が飛ぶだけではなく、タブレットを使ってパイロットの視点で操作することができる。チョウやタカを描くと、それぞれの生き物が持つ視点から世界を見ることができ、その生き物特有の知覚によって構築された世界である「環世界」に入る。

     

    イロトリドリの群れの中のエアリアルクライミング

     

    「身体で世界を捉え、世界を立体的に考える」をコンセプトとした「運動の森」シリーズの《イロトリドリの群れの中のエアリアルクライミング》は、空中に棒が立体的に浮かんでいる空間を立体的に渡っていく。

     

    Autonomous Abstraction, 宇宙から自分の存在まで連続する現象

     

    《Autonomous Abstraction, 宇宙から自分の存在まで連続する現象》は、新しい概念の抽象画。人々が点に触れると、点の明滅と色相のリズムが変化しバラバラになり、絵は大きく変化するが、自発的に秩序が形成され、変化しながらも、この作品にとっての美を保ち続ける。

     

     

    Digital Light Canvas

     

    グラフィティネイチャー – レッドリスト, Digital Light Canvas


    「Digital Light Canvas」は、直径15mの光の円形リンクと、光の点の集合でできた高さ20mにある光のシリンダーから構成された空間で、人々の存在によって変化する、チームラボのインタラクティブなアート作品が常設展示されている。

    お絵かきファクトリー

     

     

    「Digital Light Canvas」の空間内には、来場者が描いた絵がその場で缶バッジやTシャツなどになる《お絵かきファクトリー》も登場。

     

    身体ごと作品に没入することができる「Future World」で光の世界を体験しよう。

     

    © チームラボ

  • ドラえもんオフィシャルショップ「ドラえもん未来デパート」、”どら焼き”フレーバーの紅茶を限定発売

    15.November.2022 | ANIME&GAME / SPOT

    世界初のドラえもんオフィシャルショップ「ドラえもん未来デパート」と「ドラえもん未来デパート オンライン」は、世界のお茶専門店ルピシアによるドラえもん未来デパート限定ブレンドの紅茶缶とドラえもん未来デパート限定の新商品「おいしいプレート」(全4種)を2022年11月11日(金)より発売する。

     

    「ドラえもん未来デパート限定 紅茶 (どら焼きフレーバー)」

    世界のお茶専門店ルピシアによる、ドラえもん未来デパート限定ブレンドの紅茶が登場。
    ドラえもんの大好物の“どら焼き”を思わせる、あんこの甘い香りがふわっと広がるフレーバー。茶葉にブレンドされた、青や赤などの華やかなトッピングはドラえもんをイメージしており、紅茶を淹れる際に香りとビジュアルで楽しむことができる。ドラえもんのコミックを読みながら一緒に味わいたくなるような、ドラえもん未来デパートオリジナルのブレンドとなっている。

     

     

    「ドラえもん未来デパート限定 おいしいプレート」(全4種)

    紅茶と一緒におやつを食べるのにおすすめな、約14㎝サイズのスクエア型プレート。取り分け皿としても使いやすく、食洗器も使用可能で実用性に優れている。ドラえもんが大好物のどら焼きを食べる様子、ウキウキと食事を運ぶ様子など、ドラえもんのおいしそうな表情が食欲をそそる全4種のデザインで、ティータイムのお供として、また、食事の時間が楽しくなるような、食欲の秋にぴったりのプレートとなっている。

     

    ©Fujiko-Pro

  • ミュージアムホテル「ホテル雅叙園東京」、館内の文化財建築「百段階段」ツアー開催

    12.November.2022 | FASHION / SPOT

    日本美のミュージアムホテル、ホテル雅叙園東京では、2022年12月3日(土)から12月25日(日)までの期間限定で、館内に有する東京都指定有形文化財「百段階段」にて、「冬の見学会 百段百景2022~建物×美術×伝承の物語~」を開催する。

     

    ホテル雅叙園東京の前身、目黒雅叙園は、目黒川流域における都市整備計画に実施に伴い、1988年から3年間かけ大規模な改修工事を行なった。1935年に旧目黒雅叙園の3号館として建築された東京都指定有形文化財「百段階段」は、その建て替えの対象とならず、当時のまま残るホテル内唯一の木造建築となっている。

    料亭として営業し多くの人が集う宴の場であった昭和、伝統的な美意識を今に伝える象徴的な場所として文化財となった平成、そして文化やアートの発信の場となっている現在の文化財「百段階段」は、年間を通してさまざまな企画展が開催され、一般公開されている。アートと文化財建築の融合を愉しむ企画が多い中、この冬は、文化財建築“そのまま”の価値を堪能できる冬の見学会が開催。

    昭和の巨匠たちが手掛けた日本画や美術工芸品、建具など、多彩な表情を持つ文化財建築のありのままの景色を存分に堪能してみては?

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