恋愛にご利益有り!「三寺まいり」岐阜県飛騨市で開催

06.January.2018 | SPOT

岐阜県飛騨市では、毎年1月15日、「三寺まいり」が行われる。

「三寺まいり」は飛騨市に200年以上続く冬のまつり。この1日、古川町市街地は、たくさんの和ろうそくの光が照らし出す幻想的な雰囲気のなか、三寺(円光寺、真宗寺、本光寺)をめぐる人々で賑わう。

 


明治・大正の頃、野麦峠を越えて信州へ糸引きに行った娘たちが、正月の帰省時に晴れ着で瀬戸川べりを巡拝し男女の出会いの場ともなったことから、いつしか『恋愛成就のお参り』としても知られるようになった。

 


新春明けの15日、この地は雪も深く静かな時期だが、「三寺まいり」の日は、お参りに訪れる人で賑わい、和服姿の女性たちの華やぎと和ろうそくの幻想的な灯りが町を包む。

 

古川町市街地の各所に設置される高さ2mもの『大雪像ろうそく』、瀬戸川沿いに女性たちにより灯される恋愛成就を祈る『千本ろうそく』、そして、3つの寺に奉納された重さ13kgの和ろうそく。
優しい灯りで町中を幻想的な雰囲気で包む和ろうそくは、市内の老舗『三嶋和ろうそく店』によるもの。

日本でも10店あまりとなった和ろうそく店の中でもすべて手作りなのはここだけといわれる「三寺まいり」と共に伝統をつなぐ希少なろうそくだ。

 


イベントのもう1つの醍醐味 食と特産品の屋台が並ぶ門前市も毎年大賑わい。
岩魚の塩焼きや飛騨牛コロッケ、郷土食の五平餅や鶏ちゃんから揚げなど、飛騨色満載の屋台が並ぶ。今年は、米・食味分析鑑定コンクール国際大会で金賞を受賞したお米の試食ブースも設けられる。全国的にも評価されている飛騨地域産のお米を堪能しよう。

さらに、女性の方には晴れ着のレンタルのサービスも。
また、もう1つ今年初めての試みとして、飛騨市の特産物“えごま”を使ったメニューを市内の飲食店で展開する“えごまWEEK”も1月14日から21日まで開催される。
飛騨の特産“えごま”は、脳の活性化やエイジング効果が高い、今注目の食材。参加店のオリジナルえごまメニューを堪能しよう。

恋愛にご利益のある岐阜の「三寺まいり」に足を運んでみては?

◼︎Information

三寺まいり
会場:岐阜県飛騨市古川町市街地 (岐阜県飛騨市古川町)
開催日:平成30年1月15日(月)
TEL:0577-74-1192  
URL:https://www.hida-kankou.jp/santera/

門前市(まつり広場)12:00~21:00  

賑わう『門前市』
千本ろうそく(瀬戸川沿い)16:00~21:00
雪像ろうそくの点灯(町目抜き通り)16:00~

三嶋和ろうそく店
住所:飛騨市古川町壱之町3-12 
TEL;0577-73-4109

 

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    【夜】紫雲の庭

    【昼】山門と紅葉

    【昼】紫雲の庭

    【夜】山門と紅葉

    夕暮れ時の境内

    虎の間

    大方丈庭園

    御影堂

    琴の生演奏

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    岐阜の地歌舞伎

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    清流の国ぎふ 2020 地歌舞伎勢揃い公演 番外編

    https://www.youtube.com/channel/UCx_NJKW7JOicMjhzfqBC1hQ    岐阜県内29の団体がリレー公演を行う「清流の国ぎふ 2020 地歌舞伎勢揃い公演」は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、全11公演のうち、3月から7月までの9公演が開催延期となった。2021年の公演再開に向け、動画で演目のみどころや地歌舞伎の楽しみ方を古典芸能解説者・葛西聖司氏のユーモア溢れる語りで初心者の方にも分かりやすく紹介している。   本動画で、岐阜県が誇る地歌舞伎の魅力に触れてみては。
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    舎利殿 (2019年撮影)

    参道 (2019年撮影)

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    襖絵が落成した鹿王院客殿

    襖絵の一部

    今年は拝観記念品として、記念御朱印を新たに用意。また、今年落成した現代美術作家・藤井隆也氏が描く56面の襖絵と、同氏の作品を展示する「令和の襖絵 五十六面落成記念拝観」も同時開催する。   鹿王院では、来年初頭から約2年9か月をかけて舎利殿の改修工事を予定している。混雑を避けて緑豊かな空間でお参りできる鹿王院夜間特別拝観へは、今年の参拝がオススメ。ぜひ京都に立ち寄る際は足を運んでみて。