東美結

大学入学を機にサロンモデルになったことをきっかけに読者モデルとして活動を始める。 170cmという抜群のスタイルをもち、ロンドンへの語学留学・独学でデザインを勉強するなど才色兼備なモデル。

コーヒー屋・カフェ巡り、ランニング等趣味が多い彼女の等身大なライフワークとその雰囲気で様々な業界から注目が集まる。

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  • 235024:“OLひがし”のゆる渋谷日記 #2 原宿「BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSK」

    29.July.2019 | FEATURES / FOOD / SPOT

    こんにちは。 先日アラジンを見て感動した東です。 正直に生きないとダメだとアラジンから学んだので、今日も自分に正直に生きるべく、会社からそっこーで帰り、朝から食べたいと思い続けていた餃子を食べてビールを飲んでます。 今世界で一番幸せです。く~っ!   そんな私ですが、大学生の頃早朝からサロンモデルの活動に勤しんでいたころ、サロンでの撮影後、表参道から新宿まで散歩をしてから帰るのが毎日の楽しみでした。 その道中にあったのが、「BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSK」というコーヒースタンド。 その店員さんが気さくに「おはよう!」「今日は何かの帰りですか?」と笑顔で話しかけてくださるのが嬉しくて、 そのお店に寄ってコーヒーを買い、テイクアウトして音楽を聴きながら新宿にうきうきで向かうが、いつもの私のコースでした。 (テイクアウトカップの飲み口に貼ってくださるシールに「A NEW DAY STARTS HERE!」と書いてあるのが粋でかっこいい~とずっと思っていました。)   社会人になって働くようになり、職場が離れているため、なかなかお店にお伺いすることはなくなりましたが 「いつも気さくに話しかけてくださっていたあのお兄さん&お姉さんは今何をしているのかな」 「あのお兄さん達はどんな思いで毎日お店に立っていて、どんな世界が見えているんだろう」とふと気になり…   はい。会いに行ってきました。   原宿駅 竹下口から歩いて7分ほど。 明治通りを道なりに歩き、 The DECK COFFEE and PIEの角を曲がると看板が見えてきました。 あったー!!!!! 髭の似合うお洒落お兄さんが出迎えてくれました。かっこいい!!   さっそくコーヒーを頂きます。(ラテも頼んだのは内緒です) ああ、店員さんの醸し出す柔らかい雰囲気とコーヒーの香りで溢れるこの空間が大好きだったんだなあ、とふと思いだしました。 ラテアートもお手の物! 早速頂きます! し、幸せの味がする…!!>< 少し酸味のあるコーヒーが体に沁みて美味しい…! この日は雨だったので体の芯まで温まりました。   「2010年にこのお店ができたんですか?」 「正確に言うと1997年に家具の製造でランドスケーププロダクツを結成して、2000年に法人化し、神宮前の方にPlaymountainという家具屋さんを作ったんです。その後、2002年に千駄ヶ谷に移ってきました。」   「もともと家具屋さんがはじまりだったんですね。」   「はい、会社設立時に創業者が今後やりたいことを一覧で書き出したんです ね。そこには、喫茶店、出版、イベント事業などが記されていまして。それを一つ一つ具現化するように、2004年には千駄ヶ谷にTas Yardというカフェをオープンしたんです。」 「会社も、作ったカフェも近くにあり、毎日通る道が千駄ヶ谷にできていて。カフェでランチや打ち合わせをし、会社で作業をして日々、道を行き来するちょうどその間に、タバコ屋さんがあったんです。 タバコ屋さんの目の前にあるポストを使い、一服をし、毎日の忙しい日々に句読点を打つように、一息ここで休む人がたくさんいて。 その景色を見て、『ここにコーヒー屋があったらいいんじゃないか』と創業者が考えたんです。 そのあとたまたまタバコ屋さんのオーナーがその場所を出るということで、すぐ場所を貸して頂きました。」   最初はイベントスペースとして場所を使っていたのですが、その時2つのちょうど大きな出会い・きっかけを経て、コーヒー屋を作ったという経緯です。」   「二つの出会いですか…?」   「はい。一つ目は鹿児島にあるVOILA COFFEEの井上さんとの出会いでした。 井上さんは全国にその名を轟かせるほどコーヒーに関して熟知された方で、スペシャリティコーヒーを海外から買い付け、直焙焙煎して販売しています。また自分のお店の従業員を日本一のバリスタに育て上げたりするくらいコーヒーにも人にも真摯に向き合う方なんです。 その方から、「コーヒーはフルーツであり、フルーツは酸味のあるもの。」という話を聞かせて頂き、コーヒー豆が本来持っている果実としての魅力に惹かれたとのことでした。 二つ目は創業者の友人で、普段は一般企業に勤務しながら、週末に家に人を招いてエスプレッソマシンで様々なコーヒーを抽出し、振る舞う青年との出会いでした。どうやったらコーヒーが美味しくなるかを考え、機械をいじるようにどうやったら更においしいコーヒーが作れるのか日々研究する彼を見て、かなり影響を受けました。」   それから研究を重ねてお店を開くに至ったのですが、最初はなかなか近所の方々においしいと言ってもらなかったそう。 それでも模索を続け、「美味しくなったわよ」と近所の方に言っていただけるようになったとのことでした。 こんなにも真摯に街の方々と向き合ってきたコーヒー屋さんだったなんて、全然知らなかった… お店で販売をしているこちらのラスクも、お知り合いのアヒルストアさんというお店のもの。人と人とのあたたかい繋がりを感じます。   「毎日お店の前のポストに請求書を出しに来たりするときに、お店の前のベンチに座ってほっと一休みできるような場になれていたらと思います。 周りの人たちにとっていい隣人になろう、一息休めるような居心地のいい存在になろう、というのが、BE A GOOD NEIGHBORという店名の由来にもなっているんですよ。」   「うちのこだわりのこの味のコーヒーをを広めたい!、というものではなく、人々の生活に寄り添って変化をしてきたんですね。」   「そうですね。私たちはマーケティングの観点がほどんどなく…会社の名前にもなっている『LANDSCAPE』にもあるように、風景を作っていく、ということに重きを置いています。 「この道にコーヒー屋があったらいいな」「この景色に〇〇があったら…」というものを想像して、誰にとっても「いつ行っても変わらない場所」になれていたら嬉しいと思っています」 今はもうテイクアウトカップの飲み口にシールは貼っていないそうなのですが 「A NEW DAY STARTS HERE」というメッセージにもあるように 毎日の中で新しい発見や自分に出会えるきっかけが欲しくなったら、是非この場所に是非足を運んでみてください。 お兄さんが酸味の効いたコーヒーと一緒に、あたたかく迎えてくれますよ! 気さくで優しくてハンサムな店長。最近六本木の店舗から移動してきたそうなので 是非お近くに寄った際には会いに行ってみてください。

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    東美結

    大学入学を機にサロンモデルになったことをきっかけに読者モデルとして活動を始める。 170cmという抜群のスタイルをもち、ロンドンへの語学留学・独学でデザインを勉強するなど才色兼備なモデル。 コーヒー屋・カフェ巡り、ランニング等趣味が多い彼女の等身大なライフワークとその雰囲気で様々な業界から注目が集まる。

  • 205144:“OLひがし”のゆる渋谷日記 #1 千駄ヶ谷「モンマスティー」

    07.May.2019 | FEATURES / FOOD / SPOT

    拝啓 貴方へ   皆さん初めまして。東 美結(ひがし みゆ)と申します。 都内の某企業で働くそのへんのごく普通のOL(23)です。 こよなく地元・渋谷区を愛しています。 TOKYOカルチャーの生まれる街であり、多くの人が出合い、別れを日々繰り返し 様々な物語が生まれ続けているこの街は 控えめに言っても最高です。 ここにはどんな人がいて、その人たちがどんな思いをもっているのか。 少しでも知るきっかけになればと、この記事を連載させて頂くことになりました。 この記事を読んでくださった貴方が、次のお休みに行ってみたい、会いたいと思える人を見つけられますように。   敬具     と、いうことで…記念すべき第1回!やったね!! そんな第一回目は、新宿と原宿のちょうど真ん中にある街へ。 (ちなみに東がいっちばん渋谷区で好きな街です。)   どうやらここに 10年以上お店を続け、地元の皆さんにこよなく愛されている この街といえば!!の、あま~い名物頑固おやじがいるそう…!   あま~い名物頑固おやじ…?   …え?何があまいの?????????   ということで、会いに行ってきました!!!!! でん!!!!!! 今回は千駄ヶ谷!!!!! 「君の〇は」でも有名になりましたよねそういえば! 「さーて今日はどんなお店なんでしょうかね!」「なんて・・・ぷ!」 …とかいう茶番はさておき。 千駄ヶ谷駅から歩くこと約5分ほど。 あ・・・・・・・・ あったあああああああ!!!! でん!!!!! あま~い名物頑固おやじに会えると噂なのは… 千駄ヶ谷にあるこちらのティースタンド「Monmouth Tea(モンマスティー)」! (マンモスじゃないよ!モンマスだよ!)   早速お会いしたいところですが、 まずせっかくなので名物の「モンマスティー」を頂きながらお話をお伺いしようかと…! おいしそう…!ミルクが注がれている…! こちらが名物モンマスティー。お味は… 香り高い紅茶とミルクが絶妙なバランスでうま~くマッチして 思わず飲んだ後ほっと一息つきたくなるような あま~~~いおいしさ… 濃ゆい紅茶とミルク…たまらん… うまうま…♥   こりゃ日頃の疲れもひとっとびですわ…全国のOLに捧げたいよこの甘さ…   なんて思ってたら… 「うまいだろ」と言ってひょっこり出てきたのは い・・・・・・いた!!!!!!!!!!!!!! もしやあなたが・・・あま~い名物頑固おやじ!!!!! お会いしたかったんです!!!!   お話詳しく聞かせてください!!!!   仕方ないなあといってお話につきあってくれた優しい店主。     東「なんでこのお店をはじめられたんですか?」   店主「もともと地元でロックンローラーを目指してたんだ。 夢を叶えるためにギター片手に上京して頑張ってたんだけど 結局うまくいかなくてね。 その後企業で働いてサラリーマンをやってたんだけど 10年前に脱サラ後、思い切ってこの店を開いたんだ。」   東「なるほど…でもなんで紅茶屋さんになられたんですか?」   店主「昔渋谷にあった紅茶屋の店主に良くしてもらっててね。 そこの紅茶屋に弟子入りして紅茶を教えてもらって、 今の店を開こうと決めたんだ。」   東「素敵な人のつながり… 夢はロックンローラーから変わってしまったけれど、 今は新しい夢や目標に向かって邁進されているんですね。」   店主「いや…実は今紅茶屋をやりながら曲を出してるんだ。 知り合いと一緒に曲を作って、実はレコード会社にも入ってる。 この前CDも出したんだ、よかったら聞いてよ」 と、嬉しそうにお話をされながらCDをくださった店主。 実はライブも定期的に行い、精力的に音楽活動をされているんだとか。 東「すごい!!聞きます!! 今は、昔の夢と道は違えど紅茶屋さんというお仕事に就かれ、 かつての夢だったロックンローラーの夢も叶えられて… 店主のように、『店主にあこがれてお店を開きたい!』という人がいたら なんとお声がけしますか?」   店主「『やめとけ』っていうよ笑 人の真似事をするやつは、所詮真似事でしかないんだ。 前に富士山に登った時思ったんだよ。 登っても登っても全然頂上にたどり着かなくて、 もうこのままたどり着かないかもしれないと思ったけれど 一歩一歩歩いたら頂上に着いた。 つまり、『千里の道も一歩から』なんだよ。 その言葉の意味をはき違えず、きちんと一歩一歩毎日前に進めば いつか夢は叶うんじゃないかな。」   しっかりと目を見つめながら話してくださる店主を見て、 この紅茶の甘さは 今までのたくさんの人生経験を経た店主だからこそ出せる味なんだと感じました。   この甘さを味わいにまた足を運んでしまいそう…   ・・・・・・・というか実は私が小学校の頃から通っているお店なのです。   元気がなくなった時 落ち込んだ時 踏ん張りどころな時 もうちょっとパワーが欲しい時 モンマスティーのあま~い紅茶とあま~い頑固おやじに会えば 不思議と明日も頑張ろうと思えるんだよなあ。   貴方も是非次の週末に!! ぴ~~~~~す!✌ またくるね!マスター!   ~今日の一枚~ さくらんぼのワンポイントがついた帽子と おやじのエプロンが似合う店主。 モンマスティーと同じ赤だけど やさしさのあふれるピンクが買った赤の似合う素敵な店主でした。

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    東美結

    大学入学を機にサロンモデルになったことをきっかけに読者モデルとして活動を始める。 170cmという抜群のスタイルをもち、ロンドンへの語学留学・独学でデザインを勉強するなど才色兼備なモデル。 コーヒー屋・カフェ巡り、ランニング等趣味が多い彼女の等身大なライフワークとその雰囲気で様々な業界から注目が集まる。