水野さゆり / Sayuri Mizuno

MOSHI MOSHI NIPPON Chief Editor/ASOBISYSTEM

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  • お茶の京都を堪能!お茶体験ができるオススメ穴場スポット3選

    16.November.2018 | FOOD / SPOT

    国内外の観光客が訪れる京都。これから京都は紅葉のシーズンを迎えます。

    今回MOSHI MOSHI NIPPONでは、一足先に京都へ取材に行ってきました。今回の取材テーマは「もうひとつの京都」。まだ多くの人に知られていない穴場なスポットをご紹介します。

     

    第一回の今回はお茶。「お茶の京都」のオススメスポットをご紹介します。

     

    1:老舗・福寿園で体験する「お茶の淹れ方体験」

    まずオススメしたいのは福寿園 宇治茶工房。京都駅から1本で行ける「JR宇治駅」が最寄り駅となっており、アクセスも抜群です。

    福寿園 宇治茶工房ではペットボトルのお茶が普及し始め、家でゆっくり急須を使ってお茶を淹れることが少なくなったことを受け、急須の文化やお茶の歴史を見直す体験型施設をつくりました。現在20種類以上のコースを体験することができます。

    お茶の淹れ方体験(玉露)1,188円(税込み)

    今回はお茶の淹れ方体験(玉露)を受講しました。玉露とは、煎茶に比べて甘味や旨味が感じられるお茶。日光に当たらないように育てられることで、旨味成分(テアミン)が増え、旨味のあるお茶になります。

     

    席に座ると、お茶を淹れるために必要な道具とお茶菓子がセットされました。スタッフの方の説明を受けながらお茶を淹れていきます。

    こちらが自分で入れた初玉露。最初の一杯は濃厚な玉露のエキスが入っており、お茶は甘味があってまろやか!旨味をしっかり感じることできました。

    1〜2煎目はお茶の味わいを感じ、用意されたお茶菓子・ほうじ茶羊羹は3煎目から一緒にいただきます。ほうじ茶羊羹の甘味と渋味のあるお茶の相性は抜群。体験で使用している茶葉は6煎目までお茶を楽しむことができるので、ゆっくり味わってみてください。

    お茶の淹れ方体験は、英語と中国語の説明書を用意。外国人の方でも気軽に参加することができます。

    そのほか、館内には季節限定で茶摘み体験ができる茶園や、お茶の歴史を感じられる資料館も併設。

     

    あらゆる側面から日本のお茶文化を体験・学ぶことができる「福寿園 宇治茶工房」で、「お茶の京都」を堪能してみては?

     

    ■Information

    福寿園 宇治茶工房

    住所:京都府宇治市宇治山田10番地

    営業時間:10:00〜17:00(福寿茶寮L.O. 16:00)

    休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)

    アクセス:京阪「宇治駅」徒歩8分/JR奈良線「宇治駅」徒歩15分

    TEL:0774-20-1100

    URL:http://www.ujikoubou.com/

     

    2:抹茶づくしのコース料理で”お茶を食べる”「辰巳屋」

    お茶について学んだ後は、お茶づくしの料理を食べに「辰巳屋」へ。福寿園 宇治茶工房の向かいにある橋を渡り、歩いて10分ほどの場所に「辰巳屋」はあります。

    今回いただいたのは抹茶料理のコース(抹茶料理 4,500円(税・サ別))。次々と抹茶にちなんだ料理が運ばれてきます。

    抹茶塩で食べる天ぷらや、抹茶粥など全ての料理に抹茶が使用されていました。

    もちろん最後に出てくるスイーツも抹茶づくし♡

    宇治川を眺めながら、なかなか食べることのできない”抹茶づくし”の料理を味わってみてください。

     

    ■Information

    辰巳屋

    住所:京都府宇治市宇治塔の川3−7

    営業時間:11:00〜15:30(L.O. 14:30)/ 16:30〜22:00(L.O.19:30 )

    定休日:不定休

    TEL:0774-21-3131

    URL:https://uji-tatsumiya.co.jp/menu/macha.html

     

    3:一休さんが晩年を過ごした酬恩庵(一休寺)の甘味・善哉

    最後にオススメするのは、トンチで有名な一休さんが晩年を過ごしたお寺・酬恩庵(一休寺)。お寺のカエデは、11月中旬〜下旬にかけて見頃を迎えます。

    取材の時もところどころ紅葉が始まっていました。紅葉の名所としても有名なお寺ですが、やはりこのお寺の魅力は「一休さん」が過ごした場所だということ。

    善哉(一休寺納豆付き) 700円(税込)

    冬になると食べられる「善哉」。名付けたのが一休さんだと言われていることはご存知ですか?善哉は一休さんの好物だったそうです。お寺では善哉と、保存食として作られた「一休寺納豆」をお茶と一緒に楽しむことができます。

    一休さんのトンチは物事を両面からみていたんだよ、と田邊住職。

    今ある自分に感謝するのか、人を羨むのか。自分の捉え方1つなんだ、ということを教えてくださいました。酬恩庵の日本庭園を眺めながら、自分とゆっくり対話してみるのもいいかもしれません。

     

    ■Information酬恩庵(一休寺)

    住所:京都府京田辺市薪里ノ内102

    拝観時間:9:00〜17:00(宝物殿 9:30〜16:30)

    拝観料:大人500円(中学生以上)/小人250円

    アクセス:近鉄「新田辺駅」からタクシーで5分/JR「京田辺駅」からタクシーで5分

     

    「お茶の京都」3選はいかがでしたか?京都にはまだまだ知られていない穴場スポットがたくさなります。ぜひあなただけが見つける「もうひとつの京都」を探してみてください。

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    水野さゆり / Sayuri Mizuno

    MOSHI MOSHI NIPPON Chief Editor/ASOBISYSTEM もしもしにっぽんWEBサイト編集長。食べること、旅行が好き。 Instagram:@sayuri.mizuno Twitter:@SayuriMizuno125

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