「春夏秋冬、朝昼晩カレーが食べたい!」そんなカレー好きによる、カレー好きのための連載。持ち物は、お財布とカメラと、ほとばしるカレー愛。自他共に認める、無類のカレー好き村田倫子ちゃんが、都内のカレー屋さんを訪ねます。今回は高円寺「ネグラ」へ。
一度好きになったらもう抜け出せない魅惑の街、高円寺。
ここ最近、そんな高円寺で飲むと、必ずと言っていいほど話題になるお店があった。「あそこ、行った?」「これから行こうと思ってる!」
酒の席でこう何度も名前が挙がるお店もそうそうない。
時を同じくして、倫子ちゃんからカレーの取材でここに行きたい!と連絡が入った。
“妄想インドカレー”こと「ネグラ」!
高円寺駅南口から徒歩2分。エトアール商店街にあるこちらのお店。
誰もが気になるであろうこのネーミング。
そう、ここはインドに行ったことのないシェフが、妄想でインドカレーを作るというコンセプトなのだ。聞くだけで楽しいこのコンセプトが、店名よりも先に街に定着したという。正式な店名「ネグラ」は、お店は切り盛りする二人の学生時代の溜まり場(店主の実家の離れ)の愛称をそのままお店に付けたのだとか。ワクワクしながらお店を開けると、さらに胸が高鳴った!
まさに溜まり場を彷彿させるような、所狭しと並ぶ面白い小物や本。
壁一面に描かれたカラフルでダイナミックな絵。
アートディレクションは苦虫ツヨシさん。ロックフェスなどのイベントのデザインも手がけるアーティストだ。
言われなければインドに行っていないとは到底思えない店主の大澤さん(お写真がないのが残念すぎるほど!)は、物腰が柔らかく、とても優しい人。
「店主がすごくインドっぽい雰囲気なので、何も言っていないのにインドで修行をしたと思われがちなので、もう店名から妄想って言っておいた方がいいかもと思って・・・」
その傍らで笑いながら話す可愛い女性、近藤さん。
一体どんなカレーが来るのだろう!
メニューは、季節の素材や同じく旬な妄想を元に日替わりで作られる。今日の妄想メニューは、葉玉葱とトマト、菜の花とアサリのサグの合いがけ(1000円)。トッピングは、金柑と胡椒のチャツネ(200円)。しびれるチャイ(500円)もオーダー!
1皿でこの存在感!2種のカレー、トマトにさやえんどう、人参など色とりどりの野菜もかなり贅沢!どこから食べようか迷ってしまう。
ガツン!と気持ちいほどスパイシーなチャイも他では味わえません。
「お、おいしい!」と声を上げる倫子ちゃん。続けて、「優しい!」と言うその言葉通り、軽やかにスプーンが進む味。
スパイスと食材の見事なバランス融合!辛過ぎないから素材の味もしっかり、だけど、スパイスの後味はじっくり引く。
味わいはもちろん、このバランスも初体験!“妄想だからこそ”のインドをしっかり感じました。無限の可能性を秘めたインドと、私たち人間の最大の強み、想像力(妄想力)!そのタッグは最強。
お店の遊び心に溢れた店名や内装、2人の柔らかい人柄を見て、ほっこりゆるい雰囲気を感じる人もいるかもしれない。
でも、それだけじゃない。
イマジネーションと自由を以って何かに挑戦するというのは、とても覚悟がいることなのだ。
そして、答えのないその味で多くの人を喜ばせるなんて、本当にすごいことなのだ。
ちなみに、高円寺は度々「日本のインド」などと揶揄される。
妄想は、最強で最速の旅。
ここでしか味わえないカレーと空気を堪能しに、“インドの中のインド”に一度来てみてほしい。
model:Rinko Murata @rinco1023
Source:She magazine
■Information
ネグラ(妄想インドカレー)
住所:杉並区高円寺南3-48-3
営業時間:13:00~21:00
定休日:月・火曜
※ 出店などで営業が不規則になる時もあるため、詳しくは公式FBページを
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原宿にはまだあまり知られていない美味しいカレーがたくさんあります!日本ならではのスタンダードなカレーから一風変わったカレーまで、今回はおすすめのカレーを紹介します。
「YOGORO(ヨゴロウ)」
こちらのチキンカレー(ホンレン草ベース900円)はヨゴロウの看板メニュー。なんと鉄鍋でカレーがでてきます!
ベースをスパイシーなトマトと生クリームでマイルドに仕上げたほうれん草の2種類から、具材をポークとチキンから選択し、オリジナルの組み合わせを楽しむことができます。半熟卵をトッピングするのもおすすめです!
■Information
YOGORO
住所:東京都渋谷区神宮前2-20-10 小松ビル 1F
営業時間:[月~金]11:30~16:00 18:00~20:00
[土]11:30~16:00
定休日:日曜日・祝日
TEL:03-3746-9914
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130601/13076645/「みのりんご」
まるでデコレーションケーキのようなこちらのキーマカレー (900円)。キーマカレーのうえにたっぷりとチーズがかかっています。濃厚な味がたまりません!
チーズが載っていないスタンダードなキーマカレーも合わせておすすめです♡
■Information
みのりんご
住所:東京都渋谷区神宮前1-22-7 ウエストビル 1F
営業時間:【火~金】11:30~15:00(L.O.) 18:30~21:30 (L.O.)
【土・日・祝】11:30~19:00(L.O.)
定休日:月曜日
TEL:03-6447-2414
URL:http://www.minoringo.jp「CURRY UP(カリーアップ)」
クリエイティブ・メーカーのNIGOが統合プロデュースを務めるお店です。
牛すじ×バターチキン(1,100円)はまろやかで濃厚な味わいが特徴的。ひとつで2つの味を楽しめるのが嬉しいですね。自分でお好みの味を組み合わせることもできます。
■Information
CURRY UP
住所:東京都渋谷区神宮前2-35-9 105
営業時間:[月~土] 11:30~21:00(L.O.20:30)
[日・祝] 11:30~20:00(L.O.19:30)
定休日:不定休
TEL:03-5775-5446
URL:http://www.curryup.jp「シャンティ」
スープカレーが食べられるお店といったら「シャンティ」。スパイスが効き、野菜もたっぷり入っています。種類も豊富なので迷ってしまいそうですよね♩
ランチタイムはライスが大盛り無料・おかわり自由なので女性はもちろん、がっつり食べたい男性の方にもおすすめですよ。
■Information
シャンティ
住所:東京都渋谷区神宮前3-26-11 ホノラリー原宿ビル 2F
営業時間:11:30~24:00(L.O)
定休日:なし
TEL:03-5772-6424
URL:http://www.shanticurry.com「BRITISH INDIAN CAFE 1930 (ブリティッシュインディアンカフェ)」
こちらはカレー屋さんとは思えないほどお洒落な赤い壁が目印のイギリス風インドカレーのお店です。人気のバターチキンカレーは、ハチミツと生クリームがミックスされていて「甘さ」があるのが特徴。
ほのかなスパイシーさの中のマイルドな甘みが女性に大人気です!タンドリーチキンのやわらかさともよく合います。イギリス風というだけあり、紅茶とカレーの相性も抜群なのだとか。
■Information
BRITISH INDIAN CAFE 1930
住所:東京都渋谷区神宮前3-27-7
営業時間:11:30〜21:00(L.O.)
定休日:なし
TEL:050-5590-0486
URL:http://cafe-1930.com「HENDRIX(ヘンドリックス)」
こちらのお店では、スパイスを入れるタイミングに徹底的にこだわったスパイスの達人とも言えるカレーを提供しています。人気なメニューは豚の角煮がごろっと入った「ポークカレー」。大きめのスパイスから順番にじっくりと煮込んだカレーで、ただ辛いだけではない奥深さが味わえます。
カレーと相性抜群のサフランライスにもこだわりがあり、千葉県印西市のコシヒカリだけを使っているのだとか。カレーに合うお米にまできちんとこだわっているのが興味深いですね!
■Information
HENDRIX
住所:東京都渋谷区神宮前2-13-2 ユハラアネックスビル 1F
営業時間:11:30~14:30 ,18:00〜23:00
定休日:日曜日・祝日
TEL:03-3479-3857
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130901/13007422/ひっそりとした路地の角にあるお店。もともとはバーとして夜のみオープンしていましたが、キーマカレーが美味しいと話題になり、ランチタイムにも営業するようになりました。
お店の一番人気は「チーズキーマカレー」!こんもりと盛られたライスの上にキーマカレーが乗り、上からトロトロのモッツァレラチーズがかかっています。さらにその上からまん丸の黄身が添えられた見た目がとっても個性的。厳選されたスパイスでじっくり煮込んで作られたキーマカレーは絶品です。
詳しくはこちら:https://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/38716/2
■InformaitonCURRY & BAR「MOKUBAZA」
住所:東京都渋谷区神宮前2-28-12
営業時間:11:00~15:00(ランチタイム)/19:30~23:30(バータイム)
定休日:日曜・祝日(月曜はランチタイムのみ定休)
TEL:03-3404-2606
いかがでしたか?ランチやディナーに、ぜひ原宿で絶品カレーを味わってみてくださいね。
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「春夏秋冬、朝昼晩カレーが食べたい!」そんなカレー好きによる、カレー好きのための連載。持ち物は、お財布とカメラと、ほとばしるカレー愛。自他共に認める、無類のカレー好き、わたくし村田倫子が、都内のカレー屋さんを訪ねます。
今回は浅草にある、ご当地レトルトカレーの専門店「カレーランド」さんへお邪魔しました! 古今東西、ありとあらゆるご当地レトルトカレーを集めた魅惑の空間、そして魅惑のオーナーご夫婦に導かれ、めくるめくカレーの世界へ!
荘厳に構える雷神門。着物に身を包み、その前でフォトジェニックな写真を撮る可愛い女子達を横目に商店街をぬける。
閑静な住宅街に入ってきたなあ…と思いきや、急に周りとは異様な空気感。おおおおぉ!なんだこれは!
で~~んと構えるカレーランドという看板に、ガラス張りの入り口にはレトルトカレーの箱が散りばめられている…!表にはなんと見たことのない、カレー自販機まで!!!
そう!これぞ今回、浅草へと足を運んだ大本命!
私やカレー愛が止まらない人にとっては、夢のテーマパーク「カレーランド」日本全国のご当地カレーが入口から、出迎えてくれます。
※ おすすめランキングは毎月替わります棚はエリアごとに分けられて陳列されていて、北海道から沖縄まで各都道府県が誇るレトルトカレーが所狭しと並びます!
>>次のページ オススメのカレーは・・・?
こちらは北海道といえばのスープカレー!ビールカレーなんて言うのを出している地域もあれば…
成人向けの18禁カレーなんていう刺激的なものも…!
とにかく辛さが尋常じゃないそう!
しかしながら、北から南まで気になるキャラクターが多すぎる!
どれをチョイスすればいいかわからない!!!
と、私同様にここに足を踏み入れた人はみんな、きっと何をゲットすればよいか路頭に迷うと思うのです。
そんな時は、オーナーの猪俣さんや奥さまに相談してみてください。商品のセレクトへのこだわりを聞くのも最高に楽しく、全て実食済みなので、ご当地の素材・味わい・オススメの食べ方など、とても親切に説明してくれます。(わざわざマイiPhoneを取り出して、写メまで見せてくれる優しさ!涙)
あ、ちなみにカレーランドオリジナルの可愛いiphoneケースもあるんです!やはり夢の国のオーナーさんは、サービス精神も抜かりがないのですね…。満点すぎるご対応に感激!パウチからカレーが流れる様子が散りばめられた、レトルトカレー専門店ならではのデザイン!
オーナーの肥えた舌を唸らせたご当地カレー様達だけが並ぶことができる、選ばれし強者たちが陳列された棚。
もう、全部が魅力的すぎ! どれを買おうかカレーときどき村田倫子編集部一同は、ずっと陳列された棚を往復しておりました。ここにしかない逸品を求めて遠方やってくるお客さん、噂を聞きつけたメディアからの数々の取材依頼。
今や、浅草のユニークな観光スポットとしても声が上がるほどのカレーランドですが、そのきっかけには、とあるご当地カレーとのエピソードが!
ズバリ、猪俣さんの人生を変えたと言っても過言ではない逸品があったのです。>>次のページ 猪俣さんオススメの絶品カレー!
元々カレー好きだった猪俣さんがある時、たまたま旅行で訪れた島根県で出会ったのが、この奥出雲和牛カレー。 これを食べた時に、「世の中にこんなうまいものがあったのか!」と衝撃が走ったそう。
そこからは、「他にもこういうカレーがあるんじゃないか!」と、ご当地レトルトカレーを求めて、車一つで全国行脚!
ネットで何でも手に入る時代でも、その土地に自分の足で出向いて、自分の目と口で確かめる。
それが猪俣さんのご当地レトルトカレーを極める美学なのです。
その熱量とフットワークの軽さには驚かされるばかり!その土地の厳選された食材や、レトルトカレーとのコラボが想像つかない高級食材、未知の辛さを極めるものや、遊び心に溢れたもの。
いやあ、普段自分で購入したり、カレー好きを知ってくれている優しいファンの方々から頂いたりで、割りかし色々なレトルトカレーを食べていますが、さすが“ご当地”レトルトカレー専門店! 今回初めてお目にかかる顔が多くて、興奮が止まりませんでした。オーナーさんご夫婦にアドバイスをもらいながら、今回私は3つピックアップ! 編集部のピックアップも含めて、次号の後半ではカレーパーティー&実食レポをしたいと思います! 数多のご当地レトルトカレーを知りつくしたカレーランドさんが完全プロデュースした、オリジナル商品も食べさせていただきますので、乞うご期待♡
最後に、実は個人的に、嬉しいニュースがありまして…!
なんと、奥さまの早苗さんは、私のことを認知してくれていたのだとか…!
カレーの聖地として様々なメディアでも有名なこのカレーランドの奥様に知っていただけてるとは!!光栄すぎて、謎にテンパってしまいました。
地味に(いや、結構グイグイか)カレー愛を発信してきた努力を感じた瞬間。 今回、そんなよい刺激や、ご当地レトルトカレーの奥深さに触れて、カレー愛に一層火がついたよっ!
もっと世の中にカレーの魅力を発信せねばっ!と謎の使命感にかられました。やったるで~~!Navigator&text:Rinko Murata @rinco1023
Photo:Kayo Sekiguchi
Edit:Miiki Sugita/Namiko AzumaSource:She magazine
■Information
カレーランド
住所:東京都台東区西浅草2-24-7伊藤ビル101
営業時間:11:00〜19:00
定休日:火曜日
公式HP: https://curryland.theshop.jp関連記事:【東京ごはん】インドに行ったことのないシェフが妄想で作ったインドカレー 高円寺「ネグラ」〜カレーときどき村田倫子
TALENT PROFILE
村田倫子
1992年10月23日生まれ、千葉県出身のモデル。ファッション雑誌をはじめ、テレビ・ラジオ・広告・ファッションショーへの出演など幅広く活動している。自身初のスタイルブック「りんこーで」は発売から1週間で増刷となり、各種SNSのフォロワーも急上昇中。趣味であるカレー屋巡りのWEB連載企画「カレーときどき村田倫子」では自らコラムの執筆も行ない、ファッションだけにとどまらず、そのライフスタイルも注目を集めている。 また、アパレルブランドとの商品コラボレーションも積極的に行なっており、そのセンスを活かして人気商品をプロデュースしている。 イラスト専用Instagram https://www.instagram.com/rakugakirin1023
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「春夏秋冬、朝昼晩カレーが食べたい!」そんなカレー好きによる、カレー好きのための記事。持ち物は、お財布とカメラと、ほとばしるカレー愛。自他共に認める、無類のカレー好き・モデルの村田倫子ちゃんが、都内のカレー屋さんを訪ねます。
今回紹介するのは魅惑の街高円寺。
高円寺に住む人が結構な確率で好きなもの、古着・音楽・阿波踊り? そして、お酒!夜な夜な高円寺に集う飲んべえ達に決まってすすめられるのがここ「くじら」です。
高円寺北口より徒歩2分。いくつものお店が軒下に集う大一市場に、人気のカリーバルがあります。
そう、創業6年目のくじらは、お酒と一緒に楽しめるカレー屋さんなのです。
ちなみに、隣接する系列店WHALEでは、いろんな国の世界料理がお酒と共に楽しめます。
バルなだけあって、メニューのラインナップも豊富。
スパイスを彷彿させるパンチの効いたおつまみや、季節の素材を使った逸品など、どれをつまみに一杯を始めようか迷ってしまうほど!
今回はカレーをつまみにお酒をいただく“カレー飲み”を実施! カレーってお酒とも合うんですよね。カレーのチョイスは、店長の野村さんにおすすめを聞きつつ決めました。
2つの種類のカレーが楽しめる2種盛り(ポークビンダルーカリー&キーマカリー)とおつまみ2品とビールをオーダー。
カレー×お酒を待望していた倫子ちゃん♡ついに、この時がきました!
ガラムマサラの後味をしっかり引くクセになるポテト(¥500)に、甘じょっぱさが最高なハチミツナッツ×ブルーチーズ(¥500)。
爽やかなのどごしのビール・カールスバーグ(¥350)はポテトとの相性もバツグン、黄金の組み合わせです。
そして至福のひと時、乾杯からのゴクリ!
お昼から、ビールに最高のおつまみ、そして大好きなカレー。思わず頬が緩みます♡
店長の野村さんは、この間まで隣のWHALEでシェフを務めていたそう。
「カレーはお好きなんですか?」と聞くと、「実はカレー食べられないんです。辛くて…」と野村さん。そのお茶目なお人柄にまず惹かれてしまいます。イタリアンやフレンチの修行を積んだという野村さんは、これからおつまみやカレーの新メニューも考案していこうと思っているのだとか。
また訪れる日が今から楽しみ!
お話が盛り上がるとともに、おつまみは瞬速でなくなり…、ついにポークビンダルーとキーマの2種盛り(¥1200)が到着! さっそく、ビールと共にいただきます。
とっても美味しい!
ポークビンダルーの予想に反したさっぱり加減と、肉の旨みが凝縮されたキーマ。交互に食べると丁度いいバランス!お店の売りでもあるポークビンダルーカリーは、かつてポルトガルの植民地であったインド・ゴア州の郷土料理なんだとか。
インドでは珍しく豚肉を使い、赤ワインビネガーの酸味と玉ねぎの甘さに、辛口のスパイスが際立つ独特の味わい。なるほど、程よいさっぱりはそのハーモニーだったのか!
あ〜まだずっとここにいたいなあ。
そしてまたお腹が空いたらカレーを食べたい。
一度座って飲み始めたら、そんな風な心地になってしまうのがくじらの最大の魅力かもしれません。
いつ覗いても、お客さんたちが楽しげに賑わっているのに納得。
こぢんまりとしていながらも、遊び心に溢れた素敵な店内、気さくなスタッフさんとの距離感、そして美味しいおつまみとお酒とカレー。
暑い暑い夏の日にはビールと一緒に。
寒い寒い冬の日には、カレーの後にホットワインでも。
ここにいればいるほど帰れなくなりそうだけど、大丈夫。
飲んべえの街、高円寺の夜は長いのです!
■Information
くじら
住所:杉並区高円寺北3-22-8 大一市場1F
電話番号:03-3336-6566
営業時間:[月~金]17:00~翌2:00[土]11:30~翌2:00 [日・祝]11:30~翌0:00
定休日:なし
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13149528/
Source:She magazine
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ナポリタンにかき氷、ホットケーキに焼きそばなど、懐かし系グルメが人気だ。昭和生まれにとっては思い出がつまった心なごむ味、平成生まれにとっては“一周回って新しい”感じが受けているのだという。今回紹介するのは、渋谷で人気のもんじゃ屋さん「おそうざいと煎餅もんじゃ さとう」。
そんな昭和グルメ次なるトレンドとして注目したいのがもんじゃ焼き。関東地方以外ではあまりなじみがないかもしれないが、東京ではもんじゃ焼きは浅草流と月島流の2流派があり、大きな違いは「土手を作るか、作らないか」にあるのだという。 “土手”とは、もんじゃの生地が鉄板全体に流れないようにする“防波堤”のようなもので、まずキャベツなどの具材で土手を作って、その中央に生地を流し込むのが月島流。それに対して、土手を作らず、生地で薄い煎餅のようなものを作り、鉄板上で刻んだ具材と一緒に食べるのが浅草流だ。 代々木上原「クリスチアノ」や渋谷「パッポンキッチン」と言った個性派レストランを手がける佐藤幸二さんが今年、渋谷に「おそうざいと煎餅もんじゃ さとう」をオープン。 豊富な食体験を持つシェフとあって、もんじゃはスタンダードなものから、ビーツやサワークリームを加えたロシア(税込1620円)、ナンプラーなどで味を付けたタイランド(税込1620円)など、変わりダネも用意する。 薄焼き煎餅を作るスタイルのもんじゃは佐藤さんが長年、暮らした浅草で慣れ親しんだもの。実家のような気取りのない空間で、懐かしグルメをゆっくり堪能したい。 Information
Address:東京都渋谷区富ヶ谷1-9-22 守友ビル1F
Tel:03-6804-9703
Hours:[もんじゃ]ランチ:11:00~15:00 ディナー:18:00~(L.O.22:00)
Holiday:月曜日
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海外はもちろん、国内でも年々、日本酒人気が高まっている。カジュアルな酒場はもちろん、最近はフレンチやイタリアン、中国料理店でもアルコールのペアリングコースに日本酒を取り入れる店が急増。和食以外の料理に個性豊かな日本酒を合わせるのが、スタンダードになりつつある。 気軽に純米酒を楽しめると人気の「酒場 それがし」が、この5月、五反田に「肉料理 それがし」をオープン。
鳥料理を提供する系列店があるが、新店は牛肉を使った料理が中心。得意の日本酒のラインナップもいっそう強化している。 「日本酒は日本が世界に誇る国酒。その魅力や奥深さを若い人たちにも気軽に体験してほしい」と、オーナーの尾山 淳さん。 さっぱりとした赤身肉には、旨みが豊かで飲みごたえのあるタイプ、甘口ダレで食べるすきやきには淡麗辛口タイプなど、肉料理との相性を楽しみながら自分の好みを見つけるのもおすすめ。 オリジナルの日本酒「英雄(税込756円)」は炭酸で割って日本酒トニックとして飲むのも人気だ。「日本酒はちょっと苦手」という人も、肉料理とのマッチングを体験すれば、きっと夢中になるはず! ■Information 肉料理 それがし Address:東京都品川区西五反田1-4-8 秀和五反田駅前 レジデンス202 Tel:03-6420-3092 Hours:[月曜~木曜、土曜]17:00~25:00(L.O. 24:00) [金曜]17:00~26:00(L.O. 25:00) [日曜]17:00~24:00(L.O. 23:00) Holiday:不定休 -
餃子といえば万人に愛される“人気者フード”の代表格。最近は“餃女”を名乗る餃子好き女子も増えているが、とくに女性人気が高いのがシャンパンやワインとともに餃子を楽しめるバルスタイルの餃子店、青山の「ギョウザバー コム ア パリ」だ。
「ギョウザバー コム ア パリ」は餃子とともに、ナチュラルワインとシャンパンを堪能できる新感覚の餃子専門店。 ミシュランで星を獲得した『鳴神』の鳴神正量シェフが手がけるとあってサイドメニューやソースにもそのエッセンスが凝縮されている。「パリで餃子とシャンパーニュの店がすごく流行していると聞いて実際に行ってみたら、フランス人のお客さんたちがパテ感覚で餃子を食べているのを見て、これは日本でも絶対に受け入れられると思った」と鳴神シェフ。 野菜ギョウザ(税込520円)や肉ギョウザ(税込550円)など、スタンダードメニューのほかに人気なのがパクチーギョウザ(税込680円)やオニオングラタンギョウザ(税込920円)。 オニオングラタンギョウザは、水餃子のようなつるっもちっとした食感と、コクのあるオニオングラタンスープが驚くほど合うと評判だ。食事の前のアペ使いや、食後の〆にも。餃子とワインの意外な組み合わせを1度体験すれば、ヤミツキになること間違いなしだ。 ■Information GYOZA BAR Comme a paris Address:東京都渋谷区渋谷2-2-4 青山アルコープ205 Tel:03-6427-6116 Hours:17:00~23:45(L.O. 23:30) Holiday:日曜日 -
だんだん温かくなってきてBBQの季節が到来! 最近は、都心でも手ぶらでBBQを楽しめるスポットが増えているが、毎年、夏季限定でオープンし、話題を集めているのが六本木「アークヒルズ サウスタワー」の「ROOFTOP LOUNGE(ルーフトップラウンジ)」だ。
BBQの醍醐味といえば、開放的な雰囲気のなか食事やお酒を楽しめること。海や山など、自然を感じながらのBBQもいいが、仕事帰りやデートで気軽に行けるのは都心ならでは。道具や食材の準備も不要なので、外国人旅行客の利用も増えているという。 USビーフのハンキングテンダーや山百合ポークの肩ロース、ケイジャンチキン、野菜などがたっぷりと盛り込まれたカジュアルBBQコース(税込4300円)や、豪快なT-ボーンステーキにシーフードといった贅沢メニューを存分に味わえるプレミアムBBQ(税込6000円)コースも用意しているが、地下1階にあるショップで好きなお肉を購入し、持ち込むのもおすすめ。都会の心地よい夜風を感じながら食べるBBQ料理は格別の味。今年の夏は“手ぶらでBBQ”を是非、体験してみて。 ■InfotmarionARK HILLS SOUTH TOWER ROOFTOP LOUNGE Address:東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズ サウスタワー屋上庭園スカイパーク Tel:03-5549-1550 Hours:[平日]17:00~23:00[土日祝]5~6月 12:00~23:00 / 7~9月 16:00~23:00 Holiday:不定休 ※~9月30日まで(天候によって中止する場合もあり) URL:http://arkhills.beergardens.jp/ -
パブやバールなど、世界にはさまざまな酒場があるが、日本の大衆酒場はまた独特な空気感がある。浅草や上野界隈には昼間から営業している店も多く、最近は外国人観光客の姿もちらほら。予約必須のレストランとは違い、気軽に立ち寄れて気楽に飲めるのも酒場の魅力だ。昔ながらの昭和レトロな雰囲気を楽しみながら飲むのもいいが、最近は個性際立つ“ネオ酒場”の人気が上昇中。キャラは立っていてもディープすぎず、ほどよくラフな雰囲気が、若い世代にも受けているのだという。
酒場の聖地、上野御徒町に昨年オープンした「羊香味坊」も肩肘張らずに昼呑みを楽しめる店のひとつ。
オーナーの故郷である中国東北地方の料理とナチュラルワインを提供する神田「味坊」の姉妹店とあって、メニューには「味坊」名物の羊料理やワインに合う一品料理、麺類などが並ぶ。
この店でまずオーダーすべきは、さまざまなラムの部位を使った羊串焼き。ラムショルダーやラムネックなど串焼きは5種用意しており、ワインのおともにぴったり。近くの酒場を2軒、3軒とはしごするのも楽しいが、料理も酒も美味しく、居心地がいいとくれば長居は必至!?
■羊香味坊
住所:東京都台東区上野3丁目12−6
Tel:03-6803-0168
Holiday:無休
Hours:月~金曜日 7:30~9:30・11:30~23:00(L.O)
土・日・祝 13:00~22:00(L.O)
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13200566/
小寺慶子(フードライター)
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この3月にロンジェルスから『UMAMI BURGER』が上陸し、大きな話題を呼んでいるが、日本のハンバーガーも負けていない。最近は、レストランでも専門店顔負けの“本気バーガー”を出す店が急増。肉ブームとカジュアルレストランの流行も後押しし、グルメバーガー人気がますます高まっている。
なかでも、見逃せないのが、ミシュランの星付きレストランのシェフによるランチ限定ハンバーガー。汐留の『パークホテル東京』内にある『タテル ヨシノ ビズ』には、フレンチの巨匠と言われる吉野 建シェフが考案した極上バーガーが。もともとはホテルのラウンジのメニューだが、その美味しさが評判を呼びランチ時にのみ提供するようになったのだという。
ハンバーガーはアメリカ料理のイメージが強いが「ベースに忠実にフレンチの技法を加えた」ハンバーガーが吉野流。パティの重量は150gとボリューミィ。ケチャップ、マヨネーズ、マスタードをお好みで加えるスオールドアメリカンスタイルで肉の旨みを楽しませる。
タテル ヨシノ ビズのビズ・バーガー
チェダーチーズとレタス、クリスピーベーコンなど具材はシンプルでもバランス感のよさは秀逸。1日15食限定。1900円
住所:東京都港区東新橋1-7-1 汐留メディアタワー 25F
スターシェフ渾身のハンバーガーと同時に注目したいのが、肉自慢のレストランのハンバーガー。カジュアルな良店が多い三宿に昨年オープンした『ルリイロ』では、土日祝のランチ限定でハンバーガーが登場。
炭火で焼くパティの美味しさはもちろん、具材のバランス感のよさも抜群。専門店はもちろん、レストランでもこだわりバーガーが食べられるのは、ハンバーガーファンにとって嬉しい限りだ。
ルリイロのルリイロバーガー
目玉焼きやスモーキーなベーコンなど具だくさんで食べごたえあり。ほかにラタトゥイユバーガーやアボカドバーガーも人気。1500円
■ルリイロ
住所:東京都世田谷区池尻3-16-3
小寺慶子(フードライター)
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